2020/08/12
2020年8月11日、米大統領選挙の民主党候補ジョー・バイデン前副大統領が、副大統領候補にカマラ・ハリス上院議員を選んだと発表した。黒人女性が二大政党の副大統領候補になるのは米国史上初となる。
バイデン前大統領はTwitterに、「カマラ・ハリスを副大統領候補に選んだと発表できることを大変光栄に思う。彼女は市民のために闘う恐れを知らない闘士であり、この国における最良の公僕の一人だ」と投稿し、「カマラが司法長官だった頃、彼女はボー(・バイデン、ジョーの長男で故人、元デラウェア州司法長官)と親しく仕事をしていた。彼らが大手銀行を相手取り、労働者を勇気づけ、女性や子どもたちを虐待から守るところを私は見ていた。当時も誇らしかったし、今このキャンペーンのパートナーになってくれたことも誇りに思っている」と連投した。
ハリス上院議員は、「ジョー・バイデンは、米国民を一つにすることができるリーダーだ。彼は生涯をかけて米国民のために闘い続けてきたからだ。そして大統領として、彼は私たちの理想に見合う米国を築くことができるだろう。(民主党の)副大統領候補として彼と協力し、彼を大統領にするために尽力できることを光栄に思う」とSNSに投稿した。
米カリフォルニア州の上院議員であるハリス自身も昨年まで大統領選に立候補していたが、12月に撤退した。先月放送された『Watch What Happens Live with Andy Cohen』のインタビューで彼女は、「率直に、大真面目に言うけれど、ジョー・バイデンには勝ってほしいし、彼を勝たせる手助けができる人を選んでほしいと思う。そして私は、彼を勝たせるために、自分にできる最善を、全力を尽くす」と宣言していた。ハリスは、ジェラルディーン・フェラーロとサラ・ペイリンに続く史上3人目の女性副大統領候補だ。
この報道を受け、多くの有名人もSNSで反応した。テイラー・スウィフトは、上記のハリスのツイートを引用リツイートする形で“YES”(やった!)とシンプルに喜びを表し、ジョン・レジェンドは、「友人で上院議員、そして未来の副大統領、カマラ・ハリスのこと、本当によかった、嬉しい。この悪夢のような政権から回復するという難しい仕事を開始し、さらに良い未来を築くため、バイデン/ハリスに投票することを楽しみにしている」とツイートした。
また、ピンクは、「ここハート家では、本当に実際に嬉し泣きしてる」、「私の一票は二人のもの」と喜び、ファレルも、「歴史が作られた@KamalaHarris」と綴り拍手の絵文字をつけてツイートしている。
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