2012/12/19
12月15日に公開された劇場版『ONE PIECE FILM Z』主題歌を担当したアヴリル・ラヴィーンの「バッド・レピュテーション」が今週のBillboard JAPAN Hot Animationで1位にチャートイン。2010年から開始した本チャートで初めての洋楽アーティストの首位獲得となった。
劇場版『ONE PIECE FILM Z』は公開から2日間で100万人を超える動員を記録し、『ヱヴァンゲリヲン 新劇場版:Q』を上回る興行収入をたたき出している。アヴリル・ラヴィーンとして初の邦画への楽曲提供で、彼女が展開するアパレルブランドが『ONE PIECE』と同じドクロをモチーフとしていることでオファーされたとういう本楽曲も作品の勢いに併せて公開を直前にして急速に注目度を上げ、今回の好記録を達成した。
2位には先週に引き続き宇多田ヒカルの『ヱヴァンゲリヲン 新劇場版:Q』主題歌「桜流し」がランクをキープ。今週首位となった『ONE PIECE』に興行収入などの記録も破られたものの、デジタルでのポイントは圧倒的で、その勢いはまだまだ衰えていない様子だ。そして3位には水樹奈々の「Lovely Fruit」が初登場。今年度のBillboard JAPAN Music Awards 2012で2年連続優秀アニメソングアーティストを受賞した彼女もシングルリリースでなく、最新アルバム『ROCKBOUND NEIGHBORS』からのエアプレイポイントをメインとした戦いでは『ONE PIECE』、『ヱヴァンゲリヲン』と国民的人気を誇る作品には敵わなかった。しかし、今週のアルバムチャートではEXILEや、ケツメイシ、flumpoolといった強豪アーティストを破り、首位の座に着いている。
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