2020/07/28
ワン・ダイレクション(1D)の結成10周年に当たる2020年7月23日に、全米における1D楽曲のストリーミングが前日比で173.6%も増加したことが分かった。
ニールセン・ミュージック/MRCデータによると、1Dがリリースしたアルバム5作品が合計で2,100万回再生され、前日の770万回を大きく上回った。2年近く更新されていなかった1Dの公式Twitterがアニバーサリーについて数回ツイートしたことや、ゼイン・マリクを除く4人のメンバー、ハリー・スタイルズ、リアム・ペイン、ナイル・ホーラン、ルイ・トムリンソンがそれぞれのアカウントで記念日に言及した影響も大きかった。
中でも最も再生されたのは、グループのデビュー曲「ホワット・メイクス・ユー・ビューティフル」で、7月23日にオンデマンド・ストリーミングが120万回に到達した。同曲は、2012年4月に米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で最高位4位を獲得している。
次に多かったのが2013年11月に6位を獲得した「ストーリー・オブ・マイ・ライフ」で、72.5万回だった。また、7月23日のダウンロード数も2,000ユニットに到達し、前日比109.2%増となった。
1Dは、2010年7月23日に英オーディション番組『Xファクター』シーズン7で結成され、5人のメンバーでアルバムを4作発表した。ゼイン脱退後、4人で制作した2015年の『メイド・イン・ザ・A.M.』発表後に無期限活動休止となったため、現時点ではこの作品がグループとしてのラスト・アルバムとなっている。
メンバーたちはそれぞれがソロ活動に専念しており、特にハリーは今年に入ってからも2曲が全米TOP10入りを果たしている(「Adore You」6位、「Watermelon Sugar」7位)。
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