2020/07/27
フリートウッド・マックの創設メンバーでギタリストの故ピーター・グリーンの訃報を受け、スティーヴィー・ニックスやミック・フリートウッドがSNSで追悼文を発表した。
ニックスはTwitterに、「ピーター・グリーンが逝去されたとのこと、お悔やみ申し上げます。私が一番残念に思っているのは、彼と一度もステージでご一緒できなかったことです。心の奥では実現することを願っていました」と投稿した。ニックスがフリートウッド・マックに加入したのは、グリーンが去ってから5年後のことだった。フリートウッド・マックは、グリーンとニックスを含む8人の歴代メンバーが、1998年に【ロックの殿堂】入りを果たしている。
グリーンは2020年7月25日に“眠っている間に安らかに亡くなりました”と遺族が発表した。享年73歳だった。死因は明らかにされていない。彼は1965年にジョン・メイオール&ザ・ブルースブレイカーズにエリック・クラプトンの後任として加入し、その2年後にドラマーのミック・フリートウッドと共にフリートウッド・マックを結成した。「アルバトロス」、「Man of the Hour」などのU.K.ヒットをリリースしたが、1970年にバンドを脱退、のちに統合失調症と診断され、精神科病院で治療を受けていた。
ニックスは追悼文で、グリーンのギター・プレイに魅力を感じたことが、フリートウッド・マック加入の大きな要因だったと綴っている。「彼のレガシーはロックンロールの歴史書で永遠に生き続けるでしょう。ピーター・グリーンズ・フリートウッド・マックは初めの方にあり、それについて感謝申し上げます、ピーター・グリーン。あなたは私たちの人生を変えたのです」と彼女は締めくくっている。
ミック・フリートウッドもFacebookに追悼文を投稿した。「ピーターは、僕とジョン・マクヴィーとジェレミー・スペンサーと一緒にフリートウッド・マックを始めた男でした。フリートウッド・マックに参加した者は、誰もがピーター・グリーンとその才能に、そして音楽とは明るく輝きながら、常に妥協しない情熱をもって届けられるべきだという事実に敬意を表していました」と彼は綴っている。
グリーンの訃報を受け、他にもピーター・フランプトン、ギーザー・バトラー(ブラック・サバス)、ウィンストン・マーシャル(マムフォード&サンズ)など、多くのミュージシャンが哀悼の意を表している。
— Stevie Nicks (@StevieNicks) July 26, 2020
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