2009/08/05
今週の全米アルバム・チャートは、発売初週に99,000枚のセールスを上げたラッパーFABOLOUSの『LOSO'S WAY』が初登場No.1に輝き、キャリア初となる全米制覇を達成した。
ニューヨーク出身のFABOLOUSは、これまでに4枚のアルバムを同チャートのTOP 10圏内に送り込み、そのうち2007年の『FROM NOTHIN' TO SOMINTHIN'』は発売初週に159,000枚を売り上げ最高位2位まで上昇した。しかしNo.1には届かず、今回の『LOSO'S WAY』でようやく全米制覇の夢を達成した。
FABOLOUSに続いて2位につけたのは、先週と変わらずDAUGHTRYの『LEAVE THIS TOWN』で、3位と4位も先週と変わらずMAXWELLの『BALCKSUMMER'SNIGHT』とコンピレーション・アルバム『NOW 31』が続いている。
以下、5位には6位から上昇したBLACK EYED PEASの『THE E.N.D.』、6位には8位から上昇したKINGS OF LEONの『ONLY BY THE NIGHT』、7位には5位から後退したTVサウンドトラック『HANNAH MONTANA 3』、8位には先週の初登場No.1から大きく後退したDEMI LOVATOの『HERE WE GO AGAIN』、そして9位と10位には先週と変わらずTAYLOR SWIFTの『FEARLESS』とLADY GAGAの『THE FAME』がランクインしている。
しかしチャートを全体的に見渡すと、依然としてMICHAEL JACKSONの強さが目立っており、2003年にリリースしたアルバム・コレクション『NUMBER ONES』はTOP COMPREHENSIVE ALBUMS CHARTでNo.1をキープしている。セールスに関しても今週だけで114,000枚を上げ、今年に入ってからの売り上げ累計は137万枚を達成。すでに今年のベストセラー・アルバム第2位に付けている。
ちなみにベストセラー第1位は149万9、000枚を売り上げているTAYLOR SWIFTの『FEARLESS』で、第3位には133万8,000枚で『HANNAH MONTANA: THE MOVIE』のサウンドトラックが続いている。
また、過去6週間における全米アルバム・セールスでは、先々週に269,000枚の最高週間セールスを記録したDAUGHTRYの『LEAVE THIS TOWN』を除いて、5週間すべてをJACKSONの『NUMBER ONES』が最高売り上げをキープする格好となっている。
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