2020/07/03
ジョン・レジェンドが、アーティスト同士の“バトル”が話題の生配信ライブ『Verzuz』(ヴァーサス)がもたらしているポジティブな効果についてApple Musicのインタビューで語った。
2020年6月19日のジューンティーンスに自身もアリシア・キーズと“対決”した彼は、イブロ・ダーデン(Ebro Darden)とのインタビューで、「すごく好きなんだけど、その理由の一つは、子どもたちやら何やらが常に起こっているから、最初から最後まで観る事はまずできなくて、可能な時に観れるからだね」と、冗談を交えながら生配信を一視聴者としても楽しんでいると明かした。
彼はさらに、「僕たち(黒人)の文化と音楽の歴史を人々に教えているところがすごく好きだ」と真面目に述べ、「前に出ているアーティスト、リード・アーティストだけじゃなくて、プロデューサーやソングライターなどの、裏で何年も人のためにトラックを作ってきた人たちがたくさん参加しているところも特にいいよね。一つにまとまった形で彼らの作品全体を見ることができて、これまで発表してきた素晴らしい作品に対する功績をきちんと認めて称賛できるのはいいことだ」と語っている。
「たとえばべイビーフェイスなんかは多くの素晴らしい楽曲を書いてきた。自分で歌った楽曲だけでなく、ホイットニー(・ヒューストン)やトニ(・ブラクストン)とか、ボーイズIIメンとかたくさんのほかのアーティストたちに書いた曲がある。そんな彼が手掛けた素晴らしい仕事に敬意とか栄誉が贈られているところを見るのは、文化にとっても素晴らしいことだ。あとはとにかく楽しませてくれる。何かがうまくいかなくても、とりあえず面白い。それくらいいい番組だよ」と彼は続けている。
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