Billboard JAPAN


NEWS

2020/06/06 11:00

Official髭男dism/ King Gnu/LiSAら上半期トップ、米津アルバムが8月発売、山P世界デビュー:今週の邦楽まとめニュース

 2019年11月25日~2020年5月24日を集計期間とした、2020年上半期チャートが発表された。CDセールスやダウンロード、ストリーミング、動画再生など8指標からなる総合ソング・チャートでは、Official髭男dismの「Pretender」が1位を獲得。昨年末の音楽特番のパフォーマンスでファン層が拡大したOfficial髭男dismは、ドラマ『恋はつづくよどこまでも』の主題歌で今年1月に配信された「I LOVE…」が2位に入っている。

 また、総合アルバム・チャートでは、King Gnuの3rdアルバム『CEREMONY』が首位に。本作は上半期トップとなる402,011枚を売り上げてCDセールス1位、ダウンロード1位、CD読み取り回数のルックアップで2位を記録して、堂々の1位に輝いた。総合ソング・チャートからアニメ関連曲にフォーカスした総合アニメソング・チャートでは、『鬼滅の刃』ブームが後押しとなって、LiSAの「紅蓮華」がトップに。そして総合ソングと総合アルバムのポイントを合算したアーティスト・ランキングでは、Official髭男dismが1位に輝いている。

Billboard Japan 2020年上半期チャート発表 Official髭男dismが【TOP Artists】と【HOT 100】、King Gnuが【HOT Albums】首位に

 2020年6月8日付(集計期間:5月25日~5月31日)の最新総合ソング・チャートでは、YOASOBIの「夜に駆ける」が総合首位を獲得。総合2位に瑛人の「香水」、総合3位にLiSAの「紅蓮華」がチャートインしている。

【ビルボード】YOASOBI「夜に駆ける」が総合2連覇 レディー・ガガ「レイン・オン・ミー」総合8位にジャンプアップ
【ビルボード】ワルキューレ『未来はオンナのためにある』が22,206枚を売り上げて自身初のSGセールス首位獲得

 また、最新総合アルバム・チャートでは、初週で22,371枚を売り上げた『バンドリ! ガールズバンドパーティ! カバーコレクションVol.4』が1位、ゲームソフト『ファイナルファンタジーVII リメイク』のサウンドトラック『FINAL FANTASY VII REMAKE Original Soundtrack』が2位、レディー・ガガの約3年半ぶりのアルバム『クロマティカ』が3位に初エントリーした。

【ビルボード】バンドリ!カバーアルバム第4弾が総合アルバム首位 3位にはレディー・ガガ
【ビルボード】バンドリ!カバーアルバム第4弾が22,371枚を売り上げてALセールス首位獲得 レディー・ガガの新作が3位に

 米津玄師のニュー・アルバム『STRAY SHEEP』が8月5日に発売されることが分かった。約2年半ぶりの新作には「Lemon」や「馬と鹿」、「パプリカ」など既発曲6曲に加え、新曲が9曲収録される。計4形態で発売される本作のジャケットには米津が描き下ろしたアートワークが使われ、初回限定盤にはキーホルダーや映像作品など、それぞれ違う特典が付く。

米津玄師、約2年半ぶりの新アルバム『STRAY SHEEP』発売決定&ジャケットは自身による描きおろし

 RADWIMPSの新曲「ココロノナカ」が各ストリーミングサービスで配信中だ。5月にSNSで公開された動画が話題を呼んだ本曲について、野田洋次郎は「目標に向かっていた一個一個の心が、大きな絶望を味わった心が、また大きな目標に向かえる未来になりますように。少しでも希望になったら嬉しいです。」とコメントしている。

RADWIMPS、新曲「ココロノナカ」ストリーミングサービスにて配信開始

 また、山下智久はニュー・シングル『Nights Cold』を7月15日にリリースすることを発表。6月12日からHuluで世界配信されるドラマ『THE HEAD』にメインキャストとして出演する山下だが、表題曲「Nights Cold」はそのドラマのエンディング曲に起用されており、リリース日と同日に自身初の海外配信もされる。山下は「ドラマの世界観を大切にしながら、今回はそれを恋愛に例えてミステリーを紐解いていく様なイメージで作詞させていただきました。一人でも多く、世界中の人に聞いてもらえると嬉しいです。」と語った。

山下智久、新曲「Nights Cold」自身初の世界楽曲タイアップ決定

 最後に、東方神起が5月24日に行った世界初のオンライン適用型コンサート【Beyond LIVE】の模様をお届け。AR技術と3Dグラフィック技術を活用したこのライブに細身の黒パンツと白のジャケット姿で登場した東方神起は「呪文 - MIROTIC」で幕を開けた。本公演は全世界に向けて発信されたが、日本のファンのために、日本語曲が3曲披露され、「行くぜ!」、「みんな一緒に!」と日本語の煽りも盛り込まれた。抽選で選ばれたファン200名とのゲームコーナーを挟み、最後はCGで作り出された炎が2人を包み込むパフォーマンスで幕を閉じた。ユンホは「実際、たくさんの国に行くことはできないので、今回、全世界にファンがいることを実感しました。ここにいるみなさんがいたからできたことだと思います。本当にみなさんありがとうございました!」、チャンミンは「大変な時期だと思いますが、今日の【Beyond LIVE】がこの時期を乗り越えられる力になったら嬉しいです」とメッセージを送った。

<ライブレポート>東方神起、世界同時配信ライブで圧巻のステージを披露 「今日のライブがこの時期を乗り越えられる力になったら」

その他今週の注目ニュース
King & Prince、「Mazy Night」MVのメイキング・ダイジェストを公開
ORANGE RANGE、結成15周年の武道館公演をYouTubeプレミア公開
DISH//、あいみょん提供曲「猫」の「THE HOME TAKE」YouTubeプレミア公開
RAISE A SUILEN、メンバー生実況ありのライブ映像配信が決定
チャン・グンソク、2年の兵役を終え活動再開

関連記事