2020/06/05 10:00
米ミネソタ州で黒人男性ジョージ・フロイドが警官に殺害されたことを受けて、米音楽業界では人種差別に抗議する“Black Out Tuesday”(ブラックアウト・チューズデー)が今週火曜日に実施されたが、正義と平等のための戦いは始まったばかりだと、ビヨンセが新たなメッセージを発信した。
ミネソタ州ミネアポリスでの大規模な抗議運動の写真を投稿したビヨンセは、「ジョージ・フロイドのために世界が一丸となりました。長い道のりであることは承知です。本当の正義を求めるという目的に沿い、集中しましょう」と彼の死を無駄にしないよう自身のインスタグラムで呼びかけた。
ジョージ・フロイドの死後、多くのアーティスト同様にビヨンセも声を上げており、ホームページに彼の写真を投稿し、「レスト・イン・パワー」と追悼していた。別のメッセージで彼女は、「私たちは、彼が白昼に殺害されるのを目撃しました。私たちは打ちのめされるとともに嫌悪を抱いています。こういった行為を常態化してはなりません」と述べ、「人間の無意味な殺害、有色人種が人間以下の扱いを受けるのは、もうたくさんです。これ以上目を背けることはできません」と綴っていた。
ジョージ・フロイドの首を膝で押さえつけて死亡させた警察官は、第3級殺人罪から第2級殺人罪へと引き上げられ、現場にいた3人の警察官も犯行を止めなかったとして、第2級殺人のほう助・教唆容疑で訴追された。
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