2020/05/27
米ラッパーのWatsky(ワッツキー)が、チャリティーとして生配信したラップ・マラソンで、33時間33分19秒の世界最長記録を達成し、ギネス世界記録に認定された。
2020年5月6日から7日にかけて自身のYouTube、Facebook、Twitchのチャンネルで同時配信されたこのラップ・マラソンは、自身の【Placementツアー】が新型コロナウイルスの影響で延期に追い込まれたことから窮地に陥ってしまったバンドやスタッフ用の資金、チケット購入者への返金や無駄になってしまった旅費の補填、そしてSweet Relief Musicians Fundを通じて困っているほかのミュージシャンに寄付するためのチャリティー企画だった。
米サンフランシスコ出身のMCワッツキーことジョージ・ワッツキーは、巨大なエナジー・ドリンクとスクラブル辞書を手に、見事に“意識の流れ”を途切れさせることなくラップ・マラソンを完走し、14万7,000ドル(約1,580万円)を集めた。これに10,000ドル(約110万円)を自腹で足し、募金総額は15万7,000ドルとなった。
彼は先週、“公認された”とインスタグラムで喜んだ。ワッツキーが更新する前の記録はGood Bisonのフロントマン、パブロ・アルヴァレズが2017年に達成した25時間56分4秒だった。
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