2020/05/21
ポリスが1980年にリリースしたヒット曲「Don’t Stand So Close To Me(そんなに近くに立たないでくれ)」が、発売から40年の時を経て、新型コロナウイルスの影響によるソーシャル・ディスタンスのアンセムとして生まれ変わった。
アルバム『ゼニヤッタ・モンダッタ』に収録されているこの楽曲は、発売当時の邦題を「高校教師」というだけあり、ポリスに加入する前は英語教師だったスティングが、女子生徒と教師の禁断の恋と苦悩を描いたものだ。1981年4月に米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で10位を獲得した。
コーラスで何度も繰り返される“Don’t Stand So Close To Me”の印象が強いこの曲が、“人との距離をとる”ことを想起させることから、米ロサンゼルスを拠点に活動する音楽プロデューサー、デイヴ・オード(Dave Audé)がスティングの協力のもと、感染予防のメッセージ・ソングの意味合いも兼ねた公式のリミックスとして蘇らせた。オードのリミックスは、コーラスの印象をより一層際立たせることで切迫感が伝わる、トランス寄りのテクノ・アレンジになっている。
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