2020/04/28 15:45
SiriusXMの『Sway in the Morning』にリモート出演したエミネムが、最近の自主隔離生活や、マイケル・ジョーダンと昔交わした気まずい電話の会話について明かしている。
2020年4月24日に公開されたインタビューで彼は、自主隔離生活は“最悪だ”と述べている。曲作りやワークアウトをしながら過ごしているものの、テレビのスポーツ中継がないことが特につらく、「あまりニュースを見ないようにしている。四六時中パニック・モードで、見ていると気疲れするからさ。何が起きているのかは知っておきたいんだけど……俺たちは今、前例のない時代を生きているよな」としみじみコメントしている。
エミネムは、スポーツの代わりにジョーダンのドキュメンタリー・シリーズ『Last Dance』を視聴していると明かし、その流れから靴のコラボの件でジョーダンと過去に話したエピソードを披露している。「電話の最後までは全てがうまくいってたんだけれど、俺が、“よう、いつになったらデトロイトに来てくれるんだよ、あんたの頭上でダンク決めてやるのに”って言ったら、シーンとなった」と彼は語り、しばらくするとジョーダンが低く笑い始めたと振り返っている。「電話を切ったあと、“ジョークだったってことが分かってもらえなかったんじゃないか”って思ったのを覚えてるんだ」と続けている。
このインタビューに参加していたエミネムのマネージャーのポール・ローゼンバーグは、「それ、ずっと悔しがってたよな」と述べ、「(エミネムとジョーダンは)あれから何度か一緒に仕事をしてきたのだから、問題ないと思うよ」と助け舟を出している。
エミネムは自主隔離中に新曲を書いているそうだが、スタジオに行けないと調子がでないと嘆いている。「自分のいつものルーティーンとかの多くができないと物足りない。スタジオに行くことは俺にとってはけ口みたいなものなんだ。今は入れないし大したことができないから、ただ書いているだけだよ」と彼は話している。
彼はまた、昨年末に亡くなったジュース・ワールドについて、「ティム・ウェストウッド(の番組)でやったあのフリースタイル、1時間位ぶっ続けでラップしたのは驚異的だった。即興だったから特にね。多くの人はあんなことできないし、あれが芸術だってことが分かってない」と絶賛している。エミネムは最新アルバム『ミュージック・トゥ・ビー・マーダード・バイ』収録曲の「ゴジラ」でジュース・ワールドをフィーチャーしている。
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