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2020/04/24 16:37

生誕250年ベートーヴェンのラブレターを声優・駒田航が朗読、手紙と音楽から深堀りするCD発売

 生誕250年を迎える作曲家、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンのラブレターを“ヒプノシスマイク”でも人気の声優・駒田航が朗読。ベートーヴェンを手紙と音楽から深堀りするCD2作品『恋におちたベートーヴェン』、『我こそは、ベートーヴェン』が5月27日にリリースされる。

 『恋におちたベートーヴェン』は、女性への“熱情”を綴った手紙と愛から生まれた音楽に焦点をあてた作品。生涯独身ながら、様々な女性と恋愛をしたことで知られるベートーヴェン。その中でも一番の謎として残っているのが、死後戸棚に隠された秘密箱から見つかった宛名不明の自筆の恋文。文中に「不滅の恋人よ!」と呼びかけがあることから、不滅の恋人の手紙と知られている。長年の研究から数人の候補があがるものの、未だ誰に宛てたものなのかは謎のまま。舞台や映画の題材ともなったこの手紙の朗読と、ベートーヴェンが恋人へ向けて書いたとされる楽曲「エリーゼのために」、ピアノ・ソナタ「月光」などを収録する。

 『我こそは、ベートーヴェン』は、聴力を失うことへの苦悩を綴った若き日の遺書とそれを乗り越えて作った名曲等を集めた作品。新進気鋭の作曲家として注目され始めた頃、突如襲った難聴という病。音楽家として一番大切なその感覚を失うことへの不安や恐れを吐露しつつも、自分の音楽を追求する覚悟を誓った「ハイリゲンシュタットの遺書」の朗読と、その苦悩を越えて生まれた珠玉の名曲たちを本作に収録。誰もが知る「運命」、ピアノ・ソナタ「悲愴」「テンペスト」、そして年末の風物詩・第九と、音楽に革命を起こしたベートーヴェンの軌跡をたどる一作となっている。

 なお、そのベートーヴェンの手紙と収録された楽曲の詩の朗読をドイツ語・日本語の2カ国語で行ったのは、男性声優によるキャラクターラッププロジェクト“ヒプノシスマイク”への参加でも注目を集める人気声優・駒田航だ。ドイツ連邦共和国出身のネイティブな発音で、日本語・ドイツ語を自在に行き来し、CV(キャラクター・ヴォイス)としてベートーヴェンを熱演。歴史上の偉人としてではなく、人間らしい、より身近な存在に表現している。

 ジャケットイラストは創作漫画ユニット、留守key(るすきー)による描き下ろし。収録楽曲は東ドイツの国営レコード会社、ドイツ・シャルプラッテンレーベルを代表するアーティストによる名演を収録している。


◎リリース情報
アルバム『恋におちたベートーヴェン』
2020/5/27 RELEASE
KICC-1519 2,000円(tax out)

◎リリース情報
アルバム『我こそは、ベートーヴェン』[CD2枚組]
2020/5/27 RELEASE
KICC-1520~1 2,500円(tax out)

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