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2020/04/20

中止となった【日比谷音楽祭】が、当日稼働する予定だったスタッフに対しクラウドファンディングをスタート

 亀田誠治が実行委員長を務める【日比谷音楽祭】の開催中止により当日就くはずだった仕事を失った日比谷音楽祭 2020】を支える裏方スタッフに対し、「少額でも補償する」試みとして、クラウドファンディングがスタートした。

 新型コロナウイルスの影響で公演中止・延期となった音楽ライブや舞台公演は3月時点で約1,550 件、損害額は推計450 億円に達するといわれている。そして音楽ライブや舞台公演、イベントを支える技術豊かな裏方のスタッフは、仕事のない状態が一か月以上続いており、このままでは彼らが持つ経験や技術が失われてしまう可能性がでてきている。大変な状況にあるのはエンタテイメント業界だけではないが、 【日比谷音楽祭】として身近な彼らにできることとして、クラウドファンディングサービス「READYFOR」にて本取り組みがスタートした。

 支援者募集を開始する新しいクラウドファンディングでは、日比谷音楽祭の本番に稼働することを予定していたセクション、ステージをつくり進行するスタッフ(舞台監督 / 音響 / 照明 / 楽器/ 道具 / 映像 / 特効 / トランスポート / 電源 / 録音 / ステージ制作 / カメラマン / ケータリングスタッフなど)、テントやブース、看板の施工、フードやワークショップ等 の出店管理をするスタッフ、場内の運営、案内係や警備などの約300 名を対象として、達成額からリターンや手数料 などの経費を差し引いたうえで、業務内容で差異をつけずに人数で割り、一人あたり1万円以上の補償金を用意することが目標に掲げられている。

 なお目標額を超えた場合は、1人あたりの補償額が増やされる。なお、ここまでの事前制作で既に稼働済みの別セクションのスタッフに対しては、開催中止後も協賛を継続する一部の企業からの協賛金を使い、最低限の支払いがされる予定。

 支援した人には、全員に対し、お礼メールの送付、公式 HPに名前掲載(希望者のみ)される他、コー スによってさまざまなリターンを用意。デザインオフィス nendo 監修【READYFOR 限定】日比谷音楽祭 オリジナル手ぬぐいや、当プロジェクトの趣旨に賛同した協力企業からのプレゼント(江崎グリコ株式会社、株式会社学研プラス、 シュア・ジャパン株式会社、小豆島ヘルシーランド株式会社)、オンライン感謝イベント参加権、亀田誠治実行委員長と オンラインで対話をしながら私物の CD の中からお薦めの1枚をもらえる権利などが用意されている。


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