2020/04/16 08:15
バラエティ-番組「1周回って知らない話 春の2時間SP」(日本テレビ系)が15日、放送され、女優の篠原涼子がゲストで登場した。
デビュ-当時、女性アイドルグル-プ・東京パフォ-マンスド-ルのメンバ-として活動していた篠原は、小室哲哉に抜てきされ、ソロ歌手として1994年に「恋しさと せつなさと 心強さと」を発売。ダブルミリオンを記録し、ブレ-クを果たした。
歌手として成功を収めた篠原だったが、当時は芸能界からの引退を考えたこともあったという。「皆さんがすごく『いいね』『いいね!』って言ってくださって。そんなのって生まれて初めてのことだったけれど、自分では何がいいのか分からなくて…」と、当時を振り返った。
その後、小室以外の人が書いた曲ではヒットに恵まれず、篠原は「売れたのは、自分の実力ではなかったのだと悟った」という。
続けて「自分の力って何もなかったんだな、と思ったときに、すごくショックだった。小室さんの力ってやっぱりすごいんだな、そこに自分は便乗していただけなんだなって、気付いたんです」と明かした。
篠原は「結局、小心者で辞めることもできなくて。父親には相談していました。父親は『頑張りなさい』と言うタイプでなく、『辞めたかったら辞めてもいいよ』『いつでも帰ってきていいよ』と言ってくれる人。その言葉をもらえたから、辞めずに頑張ろうと思えました」と、しみじみ振り返った。
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