2020/04/15
2020年4月14日、SiriusXMの『ザ・ハワード・スターン・ショー』に電話出演したポール・マッカートニーが、自身と家族の自主隔離生活の詳細について語っている。
自身は英国の田園地方にある自宅、妻のナンシーは米ニューヨークで暮らしていると明かした彼は、「ナンシーがニューヨークで強制的別居中なのが唯一の悪いことだ」と述べ、「娘(メアリー)とその家族と田舎に閉じ込められているという点では幸運だったね。そのおかげでよくなっている」と話している。
ポールは、妻との別居に関するプライベートな理由は明かさなかったものの、そのような状況になってしまったいきさつについては、夫婦で休暇を過ごしていたが、ナンシーが家族の事情でニューヨークに戻らなければならなくなり、彼は英国に帰国しなければならなかったと説明している。当然ながら二人は頻繁に連絡を取り合っており、ナンシーは他のニューヨーカーたち同様、前線で働く医療従事者たちへの感謝を、毎晩7時に外に向けて炊事用具を叩くことで示していると彼は話している。
第二次世界大戦後世代の一人として、戦後の惨状から立ち上がった親の背中を見ながら育ったポールだが、現在世界全体の動きを止めてしまった新型コロナウイルスのパンデミックについてはとても理解できないと語っている。「(両親が)見せていたスピリット、“何とかやっていこう、必要なことは何でもやろう、協力して、幸福でいるようにしよう、自分たちに気を配ってくれる人たちや自分たちのために戦ってくれる人たち全てに感謝を伝えよう”というようなスピリットが彼らには必要だったわけだけれど、今の私たちもそれが必要だ」と彼は述べ、「それは存在しているし、今そういうものが目に入ってくる。多くの人々が協力していて、それは素晴らしいことだ。それが見れて嬉しいし、インスパイアされる」と語っている。
また、長年のベジタリアンで動物愛護活動に熱心な彼は、新型コロナウイルスの発生と関連があると現時点で見られている野生動物が食用として取引される“ウェット・マーケット”と呼ばれる市場を閉鎖するよう中国政府に呼びかけている。「これはとても深刻ことだから、確実に誰かが何とかしなければならない」と彼は述べている。
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