2020/04/15
ニールセン・ミュージック/MRCデータの最新研究によると、1人あたりいくつのストリーミング・サービスへの加入が必要かという質問に対し、4人に1人がもう1つサービスを追加できると回答しており、新型コロナウイルスの感染拡大により、その需要が高まっていることが明らかになった。
ニールセン・ミュージック/MRCデータの最新レポート『コロナウイルス: エンタテインメントへの影響の追跡』(3月25日から3月29日の期間、945人を対象に調査)によると、在宅勤務が増えたことでアメリカ国内の人口の60%がより多くの娯楽に接していることが判明した。24%はこの数週間で少なくとも1つのサブスクリプション・サービスを新規登録しており、その内訳は81%がビデオ、38%が音楽、14%がゲームだった。
娯楽の種類では、テレビ、映画、ソーシャル・メディアが音楽よりも人気だった。アクティビティーでは、ニュース番組の視聴の増加が一番多く、ライブ・イベントへの参加が一番減少した。調査対象者の74%がテレビ/ケーブル・チャンネル/ビデオ/ビデオ・ストリーミング、65%がソーシャル・メディア、64%が音楽、60%が映画、50%がニュース番組、47%がビデオゲーム、40%がラジオ、34%が読書をしていると回答した。全体的に79%が新型コロナウイルスが拡大する以前と比較しニュースに費やす時間が増えたと答えた。
音楽に限っては、87%がいつもと同じジャンルの音楽を楽しみ、55%は懐かしい音楽を選んでいると回答した。音楽に費やす時間が減った理由として、1つは通勤時間がなくなったこと、もう1つは別のタイプの娯楽を楽しむことがあがった。音楽のプレイヤーについては、78%がスマートフォン、46%がノート・・パソコン、33%がスマートスピーカー、30%がデスクトップ・パソコン、26%がタブレットで、35%はスマート・テレビを利用している。
さらに、驚愕の結果だったのは、新型コロナウイルス拡大後の生活を体験後、たった84%が元の生活に戻りたいと答えたことである。
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