2020/04/09
2020年4月7日に新型コロナウイルスによる合併症で死去した故ジョン・プラインの妻でマネージャーでもあったフィオナ・ウィーラン・プラインが声明を出し、最後の数時間を一緒に過ごすことができたと報告した。
フィオナは8日に公開した声明で、「ヴァンダービルト(大学メディカル・センター)の医療チームによる驚くべきスキルとケアも空しく、このウィルスが体に与えたダメージを(ジョンは)克服することができませんでした。鎮静状態のジョンが亡くなるまでの数時間、私は一緒に座ることができ、その機会をいただけたことに一生感謝します」と綴っている。彼女自身も新型コロナに感染し、すでに回復していた。
彼女はまた、世界中から寄せられたファンからの追悼メッセージに感謝しながら、このウイルスを真剣に受け止めて米疾病予防管理センター(CDC)が発表しているガイドラインに従うよう、あらゆる年齢層の人々に呼び掛けている。彼女はFacebookに、「ジョンの死はとても惜しまれることでしょうが、私たちが分かち合えるように彼が遺してくれた言葉や音楽、そして親切さ、ユーモア、愛という贈り物を通じて私たちを慰めてくれることでしょう」と綴っている。
新型コロナウイルスに感染した場合、ほとんどの人は軽度から中等度の症状で済むが、高齢者や持病を持つ人が感染してしまうと悪化する可能性が高いことが分かっている。73歳で死去したプラインは、喉や肺のがんを克服しており、病気と闘いながらレコーディングやコンサートをこなしていた。
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