2012/11/22
フィオナ・アップルは、病気で死にかかっている愛犬の看病のためにワールドツアーの南米日程をキャンセルすると発表した。
フィオナは11月20日にインターネット上で手書きの文書を公開し、闘犬をさせられていた当時生後4か月のジャネット(ピットブル)を引き取った21歳の時の思い出を綴っている。現在14歳になるその犬は副腎機能不全にかかっており、胸部に腫瘍ができているという。
文書には「私は愛や友情よりもキャリアを優先させるような女性ではないの。家にいて大切な友のために料理したりするタイプなの。今は家でジャネットのゼーゼーいう寝息や、天使のようなこの子のひどく苦しそうな息遣いをずっと聞いています。どうかご理解下さい」などと綴られている。
愛犬へ定期的にステロイド注射を打たなければならないため、旅行ができないというフィオナ。具体的にどの公演をキャンセルするのか明確にしていないものの、彼女のウェブサイト上のツアー日程が4ページの手紙に置き換えられている。なお、キャンセルした日程は再調整する予定だという。
「今は金曜の午後6時、まだ会ったことのないたくさんの友にこの手紙を書いています。予定を変更し、少しあとで会うことにしてほしいの。理由はこうです。私にはジャネットという犬がいますが、2年ほど前に胸に腫瘍ができ、少しずつ進行しています。この子はもうすぐ14歳ですが、生後4か月のときに引き取りました。私は当時21歳でもう大人だったから、自分の子どものような存在なの……」などと綴られている。
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