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2020/01/25

『キャッツ』ヒロインのフランチェスカ・ヘイワード主演、英バレエ『ロミオとジュリエット』予告編公開

ケネス・マクミラン振付の不朽の名作を演劇的バレエでは他の追随を許さない英国ロイヤル・バレエを代表するスターで描く映画『ロミオとジュリエット』が2020年3月6日より全国公開する。

 1965年にコヴェント・ガーデンで初演されたマクミランの『ロミオとジュリエット』は、40分間も拍手が鳴りやまず、43回ものカーテンコールが行われるという大成功を記録した歴史的なステージだ。ロイヤル・バレエにおいては400回以上も上演され、20世紀バレエの最高傑作と言っても過言ではない作品を、英国ロイヤル・バレエ団により初の劇場映画化。公開された本作の予告編では、誰もが一度は耳にしたことのある「モンタギュー家とキャピュレット家」の曲に合わせて、代々一家が敵対しているモンタギュー家のロミオとキュピュレット家のジュリエットが出逢い、瞬く間に恋に落ち、溺れていく姿が描かれている。

 台詞のないバレエ映画として、ホームであるコヴェント・ガーデンにあるロイヤル・オペラ・ハウスを飛び出して、16世紀のヴェローナの街を再現したロケーションと精巧なセットで撮影された本作。ステージを飛び出し生き生きと舞う姿と、劇場映画ならではのカメラワークで、通常のステージでは成し得なかったであろう、短い生を情熱的に駆け抜けた二人の物語を表現した様子が窺える。

 現在公開中の映画『キャッツ』で白猫ヴィクトリア役を演じ話題をさらった同団プリンシパル・ダンサーのフランチェスカ・ヘイワード、そして期待の若手ウィリアム・ブレイスウェルが運命に翻弄された恋人たちを演じる。また敵役のティボルトを、マシュー・ボーン版の『白鳥の湖』で男性の白鳥として主演し、今、バレエ界で最も熱い視線を浴びるマシュー・ボールが演じる。原作の登場人物の実年齢に近い、若いダンサーたちが演技と共に披露するバレエの超絶技巧を、ぜひスクリーンで。


◎『ロミオとジュリエット』予告編
https://youtu.be/FdPJqNfk6zI

◎公開情報
『ロミオとジュリエット』
2020年3月6日(金)より、全国ロードショー
監督:マイケル・ナン
出演:フランチェスカ・ヘイワード、ウィリアム・ブレイスウェル、マシュー・ボール、マルセリ-ノ・サンベ、ジェームズ・ヘイ、トーマス・モック、クリストファー・サウンダース、クリステン・マクナリ-、ベネット・ガートサイド、金子扶生ほか

フランチェスカ・ヘイワード その他の画像・最新情報へ

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