2020/01/17 12:50
2020年の【ソングライターの殿堂】入りを果たしたアーティストたちが明らかになった。1月16日に放送された『CBS This Morning』が伝えたところによると、昨年末に19曲目の全米No.1を獲得したマライア・キャリーを筆頭に、さまざまなジャンルのヒットメーカーたちが顔を揃えている。
5オクターブの音域を誇るシンガーとして有名なマライアだが、実は19曲のNo.1ソングの内、昨年末に発売から25年経ったタイミングで初No.1を獲得した『恋人たちのクリスマス/All I Want For Christmas』を含め、18曲を自身が共作している。
また、今年はアイズレー・ブラザーズ(「Shout」、「It’s Your Thing」、「That Lady」などのヒット曲で知られる)、1980年代ニュー・ウェーヴのスーパー・デュオ、ユーリズミックス(アニー・レノックスとデイヴ・スチュワート、「Sweet Dreams [Are Made of This]」など)、そしてRick Nowels (ベリンダ・カーライル「ヘヴン・イズ・ア・プレイス・オン・アース」、Dido「White Flag」をはじめ、マドンナ、ラナ・デル・レイ、アデル、シーア、エイサップ・ロッキーとのコラボで知られる)も選出された。
マライア・キャリーとアニー・レノックスが殿堂入りしたことは、以前から指摘されていたジェンダー・バランスの大きな偏りを、主催者側が是正する取り組みを続けていることの証だ。1970年から続いている【ソングライターの殿堂】には439人が入っているが、その内31人しか女性がいない(全体の7%)。
また、ファレル・ウィリアムスとチャド・ヒューゴからなるザ・ネプチューンズ(ネリー、ブリトニー・スピアーズ、ジャスティン・ティンバーレイク、ジェイ・Z、クリプス、マドンナなど数々の大物アーティストに曲を提供)、モータウンの伝説的ソングライター・ウィリアム・“ミッキー”・スティーヴンソン(「Devil with a Blue Dress On」、「Dancing in the Street」、「What Becomes of the Brokenhearted」、「Stubborn Kind of Fellow」など多数)、1970年代から80年代にかけて一世を風靡したバンドのフロントマン、スティーヴ・ミラー(「The Joker」、「Jet Airliner」、「Take the Money and Run」、「Abracadabra」、「Space Cowboy」、「Fly Like an Eagle」など)も選出された。
EXCLUSIVE: Revealing the @SongwritersHOF Class of 2020!
— CBS This Morning (@CBSThisMorning) January 16, 2020
Steve Miller (@SMBofficial)
The Neptunes (@Pharrell & @ChadHugo)
Rick Nowels
The Eurythmics (@AnnieLennox & @DaveStewart)
William “Mickey” Stevenson
The Isley Brothers
@MariahCarey pic.twitter.com/Wv3SXLwRak
I can't believe it... The SONGWRITERS HALL OF FAME!!!! This is truly one of the greatest honors of my career. I'm so proud and humbled to be in the company of such legendary songwriters - both previously inducted as well as the incredible class of 2020! @SongwritersHOF pic.twitter.com/Pi4R7yrRYD
— Mariah Carey (@MariahCarey) January 16, 2020
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