2020/01/14
音楽劇「アルトゥロ・ウイの興隆」の囲み取材と公開舞台稽古が10日、横浜市のKAAT 神奈川芸術劇場で行われ、出演者の草なぎ剛と演出の白井晃が登壇した。
本作は、ヒトラ-が独裁者として上り詰めていく過程をシカゴのギャングの世界に置き換えて描いた問題作。ジェ-ムス・ブラウンのファンクミュ-ジックを散りばめた斬新な演出が施される。
ギャング団のボスを演じる草なぎは、公開舞台稽古を前に「ちゃんとできたら褒めてください」と冗談を飛ばしながらも、「エンタ-テインメント性の高い、ものすごくいい作品になると思います。あとは僕がちゃんとやればいいんだなと思っています」と余裕の表情を見せた。
同劇場で行われた舞台「バリ-タ-ク」(18)以来、2度目のタッグとなる草なぎについて、白井は「すぐにもう一度やりたいと思ってこの企画を考えたので、また再会できてすごくうれしいです」と語った。
また、見どころは「ヒトラ-を模したギャング団のボスに成り切っていただいているのと、ヒトラ-がリヒャルト・ワ-グナ-の曲を利用したように、今回はジェ-ムス・ブラウンの楽曲を盛り込んでいて、それと一緒に歌い踊る姿です」と述べた。
役作りについて質問された草なぎは「怒りたくないのに怒ったりとか、泣きたくないのに泣いたりとか、自分の気持ちを奮い起こして毎日努力しています。チケットが売れているので、ちゃんとやらなきゃ駄目だなという感じですかね」とちゃめっ気たっぷりに答えた。
さらに、昨年末にバラエティ-番組などのテレビ出演で注目を集めた草なぎは、今年のテレビ出演についても「そういう気持ちはありますので、声を掛けていただければ。仕事をください!」と呼び掛けて会場の笑いを誘った。
舞台は2月2日まで横浜市、KAAT 神奈川芸術劇場で上演。
演出の白井晃(左)と草なぎ剛
エンタメ OVO
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