2020/01/03
日本人アーティストが、国内外でパフォーマンスを繰り広げた2019年。当記事では、2019年に開催された邦楽アーティストによるライブレポートをまとめてプレイバック。これまでに、Billboard JAPAN.comで掲載したライブレポートとともに、2019年の名演を振り返ろう。
2019年は、様々なアーティストが日本のみならず海外でも素晴らしいパフォーマンスを披露した1年だった。ソロとして初となるアメリカツアーを開催した日本の音楽シーンの至宝、細野晴臣。そしてNulbarichは、台北で初の単独公演を開催し、ファンと中国語でのコミュニケーションを楽しんだ。11月には星野源が初のワールドツアーとして上海、ニューヨーク、台北へ。ニューヨーク公演ではSuperorganismのオロノとライブ初共演し、特別な一夜を盛り上げた。
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若手アーティストにも注目したい。ストリーミング・シーンから頭角を現した次世代のアーティスト達も名演を披露。日本人で唯一、YouTubeのアーティスト支援プログラムに選ばれた さなりが3月に人生4度目のライブを披露。またデビューEP「inside you」が年間ダウンロードソングにチャートインするなど、2019年に一気に頭角を現したmiletは、その注目度の高さからワンマンは即完させた。そして2017年に本格的に活動を開始したばかりのSano ibukiは、約2年の構想を経て生み出したデビュー・アルバム『STORY TELLER』を引っ提げ、初ワンマンを開催。鮮烈なオープニングとともに、観客を圧倒させた。
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ビルボードジャパンチャートを賑わせたアーティスト達も、もちろん熱演を披露。2018年からのロングヒットで、2019年にトップ・アーティストに輝いた、あいみょんは初の武道館公演を弾き語り形式で開催。その体当たりのパフォーマンスは大きな話題となった。日米初、2年連続のHOT100で首位という偉業を成し遂げた米津玄師は自身初のアリーナツアーで17万人を動員。『天気の子』主題歌でヒットチャートを席巻したRADWIMPSは初のスタジアム・ワンマンを含むツアーを開催した。そして、「白日」がストリーミング・チャートでロングヒットを記録したKing Gnuは、ほぼMCなし、音楽一本勝負のステージを披露した。
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2020年は、ぴあアリーナMM、KT Zepp Yokohama、Zepp Haneda(仮称)、ビルボードライブ横浜など新しい施設が続々とオープンする。どんなアーティストがステージを彩るのか、楽しみに待とう。
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