2019/12/27
THE ALFEEが、2019年12月25日と26日、初となる代々木第一体育館でコンサートを開催した。
今回、35年連続記録が続いていた記録の場所・日本武道館ではなく、代々木第一体育館にて行われたコンサート。日本人として矢沢永吉、松田聖子に続く日本武道館での公演記録だったが、今年はオリンピックに伴う改修工事により実施が不可となったため、記録が途絶えることとなった。
代々木第一体育館には、センターステージと呼ばれる客席の真ん中にステージを設置し、四方向に花道を用意、先端と最前列の客の距離は非常に近く臨場感の近いステージとなった。ライブは今年6月に3年ぶりにリリースしたアルバムの収録曲「Battle Starship Neo」からスタート。「初の代々木第一体育館最後まで宜しくお願いします」というMCから観客は興奮し、デビューして初めてヒットした「メリーアン」が演奏された。
途中のMCでは「センターステージのメリットとしてお客さんが近いことを挙げ逆にデメリットとして近すぎでまんべんなく見られてしまう」という点を挙げた。2日間行われた中で、最終日のMCでは「今一番欲しいものを漢字一文字で表すと」というお題に、桜井は「酒」と安定の答えを言い、坂崎は「毛」もしくは「背」という切実な願いを口にした。そして高見沢は「夢」と二人とは違ったスケールの大きい答えを口にした。
終盤のMCでは高見沢が「今年デビュー45周年、初めての代々木ですが最高です、40周年よりも今回の方が盛り上がっているように感じます。長くやっているといろいろなことがありますが良い一年でした。45年経っても代々木第一体育館でコンサートができる。45年経っても新しい曲を出せる。あと5年でデビュー50周年、また皆と一緒にいたいと思います」と語る。今年最後の東京公演は3時間弱、23曲が披露され、ファンにとっては大満足で終了となった。
PHOTO:上飯坂一
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