2019/12/24 13:00
ポール・マッカートニーが、カシミア・セーターのブランド、Lingua Franca(リングア・フランカ)とコラボし、2018年にリリースしたアルバム『エジプト・ステーション』のプロモーションの一環として、収録曲のタイトル「ピープル・ウォント・ピース」と「ドゥ・イット・ナウ」が刺繍された2種類の限定セーターを発売した(https://www.instagram.com/p/B6bPl32htbR)。
Lingua Francaは、サステナブルで、環境に負担を極力かけない方法で生産された、フェア・トレード高級カシミア・セーターを生産している。“Fight Like A Mother”(母親のように戦え)や“Nevertheless, She Voted”(それでもなお、彼女は投票した)のような、パンチの効いた、文化的にタイムリーでメッセージ性の強い文言が刺繍されており、Times Upムーブメントの頃にセレブの目にも止まった。ピンクが“Dear Mama”と書かれたものを着ている自撮り写真を投稿したり、クリステン・ベルも“When There Are Nine”(米最高裁判事R.B.ギンズバーグの言葉)と書かれたものを投稿、そしてティム・マグローも“Educate girls, change the world”(女子を教育すれば世界が変わる)と書かれたものを着ているところが目撃されている。
同ブランドの設立者Rachelle Hruska MacPhersonは、長年ファンだったザ・ビートルズのチームからコラボをメールで提案された際、「これ本当なの?」と疑ったそうだ。ブランドのInfoアカウントに送られてきたというメールはもちろん本物で、約200通にも及ぶメールのやりとりの末、ポールの公式サイトでコラボ商品が販売される運びとなった。各種証明書付きの50着限定でナンバリングされており、値段は400ドル(約43,000円)となっている。
ポールもこのセーターの制作過程に大きく関わっている。彼のチームからの要請でブランド側が提案した、『エジプト・ステーション』の楽曲から引用された歌詞が入った15種類のモックアップの中から彼が6種類をまず選んだ。MacPhersonは、「配色に関する判断はポールを完全に信頼していた。ポールが全ての色を選んでいたのはエキサイティングだった」と振り返っている。
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