2019/12/04
経済誌フォーブスが2019年12月19日に発表した、2020年版の“30 Under 30”リストの音楽部門に、リル・ナズ・X、ノーマニ、マルーマ、ミーガン・ジー・スタリオン、ルーク・コムズ、ティエラ・ワックらが選出されている。
このリストは、21サヴェージやザ ・チェインスモーカーズをはじめ、以前選出されたことがある審査員によってまとめられた。選考対象者は、今年の12月31日の時点で30歳未満であることと、以前選出されたことがないことが条件だ。
リル・ナズ・Xは「オールド・タウン・ロード」を昨年12月にAmuseにアップロードしてから、これまで推定1,400万ドル(約15億円)を稼ぎ出している。TikTokで火がついてから世界的に大ヒットした同曲は、米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”の首位記録を19週で更新し、若干20歳の新人ラッパーを一躍スターにした。
ノーマニこと23歳のノーマニ・コーディは、元フィフス・ハーモニーのメンバーで、ソロ活動開始後はサム・スミスとのコラボ曲「ダンシング・ウィズ・ア・ストレンジャー」が大ヒット、2019年にラジオで最もかかった楽曲だったとフォーブスが伝えている。ソロに転向してからの彼女の楽曲は30億回ストリーミングされている。
また、今年「Hot Girl Summer」がヒットしたミーガン・ジー・スタリオン、米ノース・カロライナ州出身の27歳ダベイビー、そしてバイラル・センセーションとなった24歳のティエラ・ワックらがヒップ・ホップ界から選出、カントリー・ミュージック界からは29歳のルーク・コムズと同じく29歳のカーリー・ピアース、そしてレゲトン界からは米ビルボード・チャートで4曲TOP10入りし、【ラテン・グラミー賞】を受賞している25歳のマルーマが選ばれた。
ザ ・チェインスモーカーズはフォーブスに対し、「マルーマは侮れない力だ。彼の創造性とショーマンシップは、今年類を見ない」とコメントしている。
ほかにも、フォーブスの“30 Under 30”リストで初めて選出されたジェンダークィア・アーティストとなった20歳のキング・プリンセスや、ファレルに絶賛された25歳のフォーク・シンガー・ソングライターのマギー・ロジャース、ビリー・アイリッシュの兄でコラボレーターのフィニアス・オコネル(22歳)、タイラー・ザ・クリエイター(28歳)、サマー・ウォーカー(23歳)、ティヤーナ・テイラー(28歳)、ラウヴ(25歳)らが選出されている。
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