2012/11/09
(左から)石原さとみ、阿部寛、村上ショージ、鶴見辰吾
映画『カラスの親指』の完成披露試写会が8日、東京都内で行われ、出演者の阿部寛、村上ショージ、石原さとみ、鶴見辰吾、伊藤匡史監督ほかが登壇した。
舞台あいさつでは、劇中で“詐欺師”を演じた阿部と村上が、場内の警備員の中に紛れ込むというサプライズ演出が行われたが、ほとんどの観客は気付かず大成功を収めた。
阿部は「モロバレすると思っていたので拍子抜けしました。人をだますのって意外と楽しいんですね」と得意顔。
一方、村上は「僕はまるっきりオーラ出ていないんで。(直前に入れ替わった)本物のガードマンの方がオーラが出ていた」と自虐的に語って会場を沸かせた。
また、阿部は村上の演技について「芸人として苦労された部分が背中に表現されていて、せりふを超えた存在感みたいなものがありました」と褒めたが、「助監督と家庭教師状態で(せりふの練習を)やっているショージさんの姿は、正直、周りから見ると滑稽でした」と明かして笑わせた。
映画は11月23日から全国ロードショー。
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