2019/11/26
全米における年間のオーディオとビデオのストリーミング再生数が、2019年11月21日までで約1兆20億回となり、初めて1兆回を突破したとニールセン・ミュージックが発表した。
昨年同時期の7,652億回と比較すると全体で31%の伸びとなり、成長がこのまま続けば2019年の終わりには1兆1,810億回に到達する可能性がある。2018年全体の再生数は9,010億回だった。
ストリーミング再生数の1兆回突破は、全米においてここ10年でストリーミングが爆発的に普及したことを証明している。Spotifyが米国で発足したのは2011年で、Apple MusicやAmazonなどの大手企業がストリーミングに参入したのはそれからだいぶ後になってからだ。ニールセン・ミュージックがストリーミング再生数を調査し始めたのは2014年からで、前年(2013年)の年間再生数は1,181億回、つまり2019年に到達すると予想される数の約10分の1だった。
米国国勢調査局によると、米国の人口は現在3億3,000万人だ。1兆回という数字は、2019年の現時点までに一人当たり平均で楽曲を3,030回ストリーミング再生した計算になる。
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