2012/11/08
女性シンガーソングライターのショーン・マーシャルによるソロプロジェクト、キャット・パワーが、病気のため今年のヨーロッパ・ツアーを取りやめることを、自身のインスタグラム・アカウントで発表した。「ファンのみんなも知っているように、血管性浮腫を患っているの。いつどこに症状が出るか分からなくて、喉や気管や舌に出るとすごく怖いし、危険なの。レコードをリリースした2日後に初めて症状が出て、それから8回も入院させられたわ」と綴っている。
最新アルバム『サン』を9月にリリースしたキャット・パワーは、アメリカ・ツアーを木曜日のロサンゼルス公演で終了する。「アメリカ・ツアーは驚くほど素晴らしかったわ」としつつも、このままヨーロッパでフル・プロダクションのショーは出来ず、療養のために家に帰らなければいけないと加えている。
「ファンをすっごく愛しているわ。何をするにもまず、ファンの事やみんなと共有している世界のことを考えるの。でも今は、瞑想を通して学んだり、アルコールやタバコ、お肉を断ち切ったり、ドクター達の言うとおりにたくさん休養したりと、自分自身のことを考えなくちゃ。だって、自分の病気を治さないといけないからね」とキャット・パワー。ヨーロッパ・ツアーは来年初めに行なう予定としている。
23,000枚を売り上げたアルバム『サン』は、彼女にとって最高となる米ビルボード200アルバムチャート初登場10位にランクインした。
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