2012/11/08
リル・ウェインが、ドキュメンタリー映画『ザ・カーター』をめぐる訴訟に敗訴したと芸能情報サイト“TMZ”が伝えた。ウェインに219万5000ドル(およそ1億7520万円)を支払うよう判決が下ったという。
ラッパーのウェインは、アルバム『ザ・カーターIII』をリリースした後、クインシー・ジョーンズの息子で音楽&映画プロデューサーのクインシー・ジョーンズ3世が2009年にインディーズ映画『ザ・カーター』を製作した際に、無許可で自分の楽曲が使用されたと共に、スキャンダラスな描写の映像が使われたとして訴えていたが、これに対しジョーンズ3世側も逆提訴していた。
先日、ウェインは自家用機を緊急着陸させた急病のため裁判を欠席したが、代わりに彼の弁護士はウェインの供述映像を法廷で流した。しかし、判事はこのインタビュー映像を“無責任なもの”とした。
ウェインにとって今年は、アルバム『ザ・カーターIII』のプロデューサー印税をめぐりデヴィッド・カークウッドとディーズルから提訴されたりと、法廷で忙しい年となった。
さらに、ウェインのファンにとって悪いニュースが続く。2010年のアルバムの続編となるニュー・アルバム『アイ・アム・ノット・ア・ヒューマン・ビーイングII』のリリース日が11月から12月11日に延期されていたが、これが再度延期に。現在のところ2013年のリリースが予測されている。
関連記事
最新News
関連商品
アクセスランキング
インタビュー・タイムマシン
注目の画像