2019/11/21
女優の森七菜が、自身も出演する岩井俊二監督最新作映画『ラストレター』の主題歌「カエルノウタ」で歌手としてデビューすることが決定した。
森七菜は2016年にスカウトされ、以降数多くの映画やドラマに出演。2019年には映画『天気の子』ヒロイン役に抜擢された。『ラストレター』では、岸辺野颯香 / 遠野裕里(回想)役の二役で出演している。
「カエルノウタ」は、作詞を岩井俊二、作曲を本映画の音楽を務める小林武史が担当。また、シングル『カエルノウタ』は1月15日にリリースされ、カップリングには小泉今日子の「あなたに会えてよかった」、荒井由実の「返事はいらない」のカバーが収録される。なお、映画『ラストレター』のオリジナルサウンドトラックも同じ1月15日に発売となる。
主題歌「カエルノウタ」が使用された新特報は11月22日より順次全国の映画館で上映され、劇場前売券も11月22日より発売される。
◎森七菜 コメント
初めてお話をいただいた時、本当に私で合っているの?と驚きました。今回、歌手デビューとなり、映画主題歌に初挑戦です。それがこんなに素敵な、私が大好きな作品で、さらに岩井俊二監督、小林武史さんに作っていただいた唄を歌うことが、非常に重大な事だと感じました。歌詞、メロディともに一瞬一瞬聴き逃せなく、全部余すことなく歌わないと、と心掛けました。歌うことは楽しいですが、まだまだ未熟なので、ひとつの映画を作るような、お芝居をするような感覚で歌いました。スクリーンで最後に自分の歌が流れるのは、楽しみですが、すごく誇らしげな気持ちになるか、穴に入りたくなるか、どちらかだと思います(笑)。
◎企画・プロデュース担当 川村元気 コメント
『スワロウテイル』におけるYEN TOWN BAND、『リリイ・シュシュのすべて』から生まれたリリイ・シュシュ、岩井俊二監督作品から、いつも素晴らしい音楽が生まれてきた。では『ラストレター』からはどんな音楽が生まれるのか。
岩井俊二、小林武史と話し合いを続けた。たくさんのアーティストが主題歌の候補としてあがるなか、答えが目の前にあることに気づいた。
「試しに」と歌ってもらった森七菜の歌声には、少年と少女の間をたゆたうような瑞々しさと、誰にも真似できない力強さがあった。
その声に惹きつけられて、岩井俊二がおとぎ話のような歌詞を書き、小林武史が映画の世界観を投影したメロディをつけた。エンドロールにこの主題歌が流れたときに、ついに”岩井俊二監督作品”が完成したのだと感じた。
◎リリース情報
シングル『カエルノウタ』
2020/1/15 RELEASE
SRCL-11339 1,500円(tax out)
<収録曲>
1. カエルノウタ
2. あなたに会えてよかった
3. 返事はいらない
4. カエルノウタ(Instrumental)
5. あなたに会えてよかった(Instrumental)
6. 返事はいらない(Instrumental)
サウンドトラック『ラストレター オリジナル サウンドトラック』
2020/1/15 RELEASE
SRCL-11349 3,000円(tax out)
◎公開情報
映画『ラストレター』
2020年1月17日(金)公開
監督・脚本・編集:岩井俊二
音楽:小林武史
出演:松たか子、広瀬すず、庵野秀明、森七菜、小室等、水越けいこ、木内みどり、鈴木慶一 / 豊川悦司、中山美穂、神木隆之介、福山雅治
主題歌:森七菜「カエルノウタ」※作詞:岩井俊二、作曲:小林武史
配給:東宝
(C)2020「ラストレター」製作委員会
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