2019/11/15
GfK Japanによるストリーミング再生回数レポートから、2019年11月11日~11月13日の集計が明らかとなり、Official髭男dism「Pretender」が引き続き首位を維持している。
31週目の集計を迎えた今週、「Pretender」は前週前半比99.9%となる2,211,129回再生を記録、連続首位が26週目に突入した。また、Official髭男dismはほかに、2位に「イエスタデイ」、3位に「宿命」、5位に「ノーダウト」、6位に「115万キロのフィルム」を送り込んでおり、それらほとんどの再生回数が微減に留まっている。その中で唯一、前週前半比106%と増加を見せたのが「115万キロのフィルム」だ。
「115万キロのフィルム」は、2018年4月にリリースされたアルバム『エスカパレード』の収録曲で、シングル表題曲ではないものの、「Pretender」のブレークが転機となり、6月頃からストリーミング再生回数を右肩上がりに伸ばしてきている。10月21日チャートで一度は落ち込んだものの、テレビ朝日系『ミュージックステーション』でKing & Princeのメンバー、永瀬廉が同曲を“よく歌う曲”として挙げたことなどの影響もあってか、翌週には再び上昇トレンドへ転じた。今週このまま順位を維持することができれば、同曲最高位を更新する形となる。
引き続きトップ3を独占しているOfficial髭男dismに続き、4位につけたのはKing Gnu「白日」。この2組に「まちがいさがし」が現在9位の菅田将暉、「紅蓮華」が現在10位のLiSAを加えた4組は、11月14日に『第70回NHK紅白歌合戦』に初出演することが発表されたが、この話題がチャートにどこまで影響するか、さらにはあいみょんのように、紅白出演をきっかけとし、2020年以降のさらなる飛躍に繋げることができるか、年末年始のチャート・アクションも気になるところだろう。
前週4位で初登場した嵐の新曲「Turning Up」は、今週895,898回再生で現在8位。前週前半比では44.9%となり、大きな減少を見せることとなったが、初動の勢いを取り戻し、ストリーミングでロング・ヒットを狙うことができるか、要注目だ。
◎Billboard JAPANストリーミング・ソング集計速報
(2019年11月11日~11月13日の集計)
1位「Pretender」Official髭男dism
2位「イエスタデイ」Official髭男dism
3位「宿命」Official髭男dism
4位「白日」King Gnu
5位「ノーダウト」Official髭男dism
6位「115万キロのフィルム」Official髭男dism
7位「マリーゴールド」あいみょん
8位「Turning Up」嵐
9位「まちがいさがし」菅田将暉
10位「紅蓮華」LiSA
※Billboard JAPANの週間ストリーミング・ソング・チャートは、GfK Japanが提供するオンデマンド型音楽配信サービス(Apple Music、Amazon Music Unlimited、AWA、Google Play Music、KKBOX、LINE MUSIC、Rakuten Music、RecMusic、Spotify)と、プレイリスト型音楽配信サービス(dヒッツ、うたパス)の再生回数を合算して集計していますが、先ヨミ時点の集計値はGfK Japanのデータによる推定値となります。
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