2019/11/06
2019年11月11日付(集計期間:2019年10月28日~11月3日)のBillboard JAPAN総合アルバム・チャート“HOT ALBUMS”で、Hey! Say! JUMPのニュー・アルバム『PARADE』が初登場、総合首位を獲得した。
前作『SENSE or LOVE』以来、約1年ぶりとなる『PARADE』は、“夢”と“妖し”がテーマ。DVD付属の初回限定盤には計14曲、そして通常盤にはボーナス・トラックを加えた計16曲が収録されている。週前半で15万枚を売り上げた同作は、週末にかけてさらにセールスを伸ばし、週間売上198,297枚を記録してCDセールス1位、ルックアップ2位をマーク。初週の数字としては前作比90%となり、やや減少する形で推移したが、それでも2位以下を大きく引き離す水準を堅守した。
総合2位には、男性声優を起用したキャラクターラッププロジェクト『ヒプノシスマイク』シリーズ最新作、どついたれ本舗の『あゝオオサカdreamin'night』が初登場。表題曲をCreepy NutsのR-指定、DJ松永が手掛けた同作は、初週89,061枚を売り上げてCDセールス2位、9,654DLを売り上げてダウンロード1位、そしてルックアップは3位をマークしている。順位こそ1位にはならなかったが、2019年度チャートの初週総合ポイントとしては、あいみょんの『瞬間的シックスセンス』に次ぐ数字となっており、2017年のプロジェクト始動から早2年、すでに多くのコア・ファンを獲得していることが分かる。また同時に、表題曲も当週、ダウンロードやストリーミングが好調で、総合ソング・チャート“JAPAN HOT 100”で初登場7位を獲得、ライト層への訴求も窺える結果となった。
総合3位に入ったのは、THE RAMPAGE from EXILE TRIBEの約1年ぶり、通算2作目となるアルバム『THE RIOT』。初週71,831枚を売り上げてCDセールス3位、ダウンロード11位、ルックアップ9位をマークした。初週順位としては前作『THE RAMPAGE』から1ランク・ダウンとなったが、CDセールスは前作比196%と大きく増加しているため、この1年間におけるグループの躍進がしっかりとセールスに反映されていることがよく分かる。
ずっと真夜中でいいのに。の1stフルアルバム『潜潜話』は、初週29,000枚を売り上げてCDセールス5位、4,113DLを売り上げてダウンロード2位、ルックアップ14位となり、総合では4位を獲得。また、動画配信エンタメユニット、すとぷりのメンバー、るぅとによる1stフルアルバム『君と僕の秘密基地』が、CDセールス4位、ダウンロード57位、ルックアップ23位となり、総合順位は5位で初登場した。
安全地帯が2017年にリリースしたベスト・アルバム『ALL TIME BEST』は、当週ダウンロード7位となり、これが牽引して前週から大きくジャンプ・アップして、60位から総合20位へと急上昇した。メンバーの玉置浩二が10月26日に放送されたNHK総合『SONGS』に出演し、パフォーマンスを披露したほか、ロング・インタビューや過去のライブ映像などがオンエアされたことが影響したと思われる。なお、同作のトップ20入りは初週以来、実に126週ぶりだ。
◎【HOT ALBUMS】トップ20
1位『PARADE』Hey! Say! JUMP
2位『あゝオオサカdreamin'night』どついたれ本舗
3位『THE RIOT』THE RAMPAGE from EXILE TRIBE
4位『潜潜話』ずっと真夜中でいいのに。
5位『君と僕の秘密基地』るぅと
6位『Traveler』Official髭男dism
7位『恋するカモ』Girls2
8位『COMINATCHA!!』WANIMA
9位『見っけ』スピッツ
10位『infinite synthesis 5』fripSide
11位『TVアニメ「キャロル&チューズデイ」VOCAL COLLECTION Vol.2』(アニメ)
12位『XV』東方神起
13位『The Best of Listen To The Music』槇原敬之
14位『METAL GALAXY -JAPAN Complete Edition-』BABYMETAL
15位『5×20 All the BEST!! 1999-2019』嵐
16位『Attitude』Mrs.GREEN APPLE
17位『Same Thing』星野源
18位『神楽色アーティファクト』まふまふ
19位『Purpose』テヨン
20位『ALL TIME BEST』安全地帯
関連記事
最新News
関連商品
アクセスランキング
インタビュー・タイムマシン
注目の画像