2012/11/06
穏やかな声ながら聴き手の心を震わせる、唯一無二の女性シンガーソングライター 熊木杏里。9月1日よりデモ音源を毎月1日、15日に配信リリース中の彼女が、同企画や新曲への想いを語ってくれた。
<「恋のあとがき」必要な人を必要と思い返せる役割に>
一切の手入れをしていない剥き出しの声を聴くことができる「喝采」、リアルな孤独感漂う「都会」など、これまでに5曲のデモ音源を発表してきた彼女は「デモ配信だからとか、CDとかで、思いは変わらないですが、作ったまますぐに聴いてもらえることは、自分の気持ちも真っ直ぐに伝えられて、すぐに、ライブでも披露できることが嬉しいです」と、デモ配信企画についての魅力を語る。
11月1日に配信したばかりで、先日のひいらぎとのツーマン(http://bit.ly/RCym97)でも披露した新曲「恋のあとがき」については、「女性ならではの恋をしたときから、終わり方まで、年齢と共に思うことも増えていくので、同じような年代の方には特に聴いていただきたい曲です」「昔の恋愛について、思いだしたり、必要な人を必要と思い返せる役割になってくれたらいいと感じます」とコメント。
<まだまだ、11年目に向けがんばります>
10月31日にリリースしたライブDVD『LIVE 2012 10th anniversary Year Concert 光の通り道 ~one night road~』についても「10年にして、チャレンジできたことも、手にできたことも、これからのことも、このコンサートから自分で感じることができます。特別な1日を瞬間ではなくかたちに残せたので、今日、観ていただいた方も、何年か先に観ていただいた方にも、大切な1枚になってもらえたらいいなと思います」と、作品に対する願いを語った。
なお、ファンや読者へのメッセージを求められると、彼女は「いつもありがとうございます。こうやって、私の生の声をきいていただけることができて、嬉しく思います。新たな試みをしていく中で、みなさんと、私の関係性も共に、いろいろと変化していけたらと思います。まだまだ、11年目に向けがんばります」と意気込んだ。
熊木杏里は、12月12日 冬にぴったりなコンセプト・セルフカバーアルバムをリリース。23日と24日には、渋谷Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASUREにて【熊木杏里 10th Anniversary Xmas concert 2012 ~tapestry~】を開催するので、ぜひ注目してほしい。
取材&テキスト:平賀哲雄
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