2012/11/05 10:14
デビュー25周年を迎えた工藤静香が11月4日、東京・六本木のビルボードライブ東京にて一夜限りのプレミアム・ライブを開催した。
熱狂的な男性ファンはもちろん、切ない女心を豊かに表現する歌唱力、ヘアスタイルやファッション、そしてアーティスティックなライフスタイルまで、常に女性の憧れの的であり続ける工藤静香らしく、幅広い年代の女性ファンがアニバーサリーを祝福すべく会場を埋め尽くした。
鮮やかなブルーのノースリーブ・ドレスを身にまとった工藤静香がステージに姿を現すと、挨拶代わりというには贅沢すぎる究極のバラード「抱いてくれたらいいのに」を張りのある伸びやかな歌声で披露しライブの口火を切った。発売後数分で売り切れたという超プレミア・チケットを手に入れた幸運な約300人のファンを前に「こんなに(ステージと客席との距離が)近いと思わなかった、お互いテレますね。」と笑ってみせると、客席のあちこちから「25周年おめでとう!」との声が飛ぶ。「慟哭」「黄砂に吹かれて」などの代表曲から、絢香書き下ろしによる最新ナンバー「キミがくれたもの」、また、急遽1番のみ歌われたサプライズ曲を含む、全13曲を当時のエピソードなども交えながら惜しみなく披露。
MCの度に絶え間なく投げかけられるファンからの声援や質問をひとつひとつ優しく受け止め、笑顔で答えていく姿も印象的。「歌っている時はありのままの工藤静香でいられるから楽しい。」と本人は語っていたが、アットホームな空間の中で繰り広げられるファンとの親密なコミュニケーションも、彼女のナチュラルな魅力を一層際立たせるものだった。「工藤静香の歌をカラオケで上手く歌うコツは?」というファンからの質問に対して「クドい位に感情を込めて。サラっと歌わない!」などと冗談交じりに答えていたが、デビュー当時から変わらぬ表情豊かな歌声とその歌唱力は、どんなサウンド・アレンジの上であっても、それが工藤静香であるという圧倒的な存在感を放つ。時にダイナミックなバンド・サウンドにのせて、バラードではしっとりと奏でられるピアノに寄り添うように、そしてスペシャル・ゲストとして迎えられた押尾コータローのエモーショナルなギターとは、まるでデュエットをしているかのように、様々なアレンジで繰り広げられる珠玉の名曲たちを色彩豊かに歌い上げた。
同公演の模様は、2013年1月3日午後10時よりWOWOWにて独占放送される。また、今週、11月9日にはビルボードライブ大阪での公演も控える。
◎ライブ情報
2012年11月4日(日)<終了>
at ビルボードライブ東京
2012年11月9日(金)<Sold Out>
at ビルボードライブ大阪
More info:http://www.billboard-live.com
◎オンエア情報
WOWOW『工藤静香 25th Anniversary Live』
2013年1月3日(木)午後10時~
More info:http://www.wowow.co.jp/live/shizuka/
◎工藤静香 オフィシャルサイト
http://shizuka.ponycanyon.co.jp/
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