2019/10/26 11:00
今週の洋楽まとめニュースは、カニエ・ウェストの話題から。記事作成中の現在、ニュー・アルバム『Jesus Is King』が現地時間10月25日の0時に発表される予定となっているカニエが、10月24日にBeats 1のゼイン・ロウとのインタビューに応じ、新たなアルバム『Jesus Is Born』をクリスマスにリリースすると話した。『Jesus Is Born』が、ライブ・アルバムになるのか、ライブで披露している楽曲のスタジオ・バージョンを収録した作品になるかは不明だが、カニエがアメリカ各地で行っているライブ・シリーズ【サンデー・サービス】では自身の新曲をはじめ、故アリーヤの「At Your Best」やトラヴィス・スコットの「Sicko Mode」など、いわゆるポップ・ソングもカヴァーしている。
カニエ・ウェスト、『Jesus Is King』に次ぐ新作『Jesus Is Born』を12/25にリリースすると話す
ネット上でファン同士が言い争いになっているところを目にしたビリー・アイリッシュが、お互いにもっと優しくするよう自身のSNSを通じて呼びかけた。10月18日にインスタグラム・ストーリーズを更新した彼女は、ファンが“私が知らないことについて擁護してくれている”のが目についたと説明している。その説明の中でビリーは、「みんなが私のことを擁護してくれようとしているのはわかるけれど、誰かを擁護しようとしてる時って、もっと意地悪になったりするものなんだよね。それってフェアじゃないと思う」とコメントし、「とにかくもっとお互いに優しくして、マジで。みんな本当に大切なんだから」と呼びかけている。
ビリー・アイリッシュ、自身のファンにもっとお互いに優しくするようSNSで呼びかける
10月23日、BTSが新たなギネス世界記録を樹立したことが発表された。9月25日に開設されたBTSのTikTokアカウントは、同プラットフォームにて最速で100万人のフォロワーを獲得し、ギネス世界記録に認定された。TikTokによると、BTSはわずか3時間31分でこの快挙を成し遂げたとのことだ。そして開設から13時間後には、フォロワーは200万人まで伸び、初めての投稿は400万回以上「いいね!」された。なおBTSは、2019年4月に公開された「Boy With Luv feat.ホールジー」のミュージック・ビデオで、3つの世界記録を達成しており、現在発売中の2020年版のギネス世界記録に掲載されている。
さて、今週の米ビルボード・ソング・チャートでは、リゾの「トゥルース・ハーツ」が返り咲きの首位獲得を果たした。「トゥルース・ハーツ」は、これで通算7週目のNo.1獲得を果たし、女性ラッパーとしてはイギー・アゼリアの「ファンシーfeat.チャーリーXCX」と並ぶ、歴代最長タイ記録を達成したことになる。一方、先週1位に初登場したトラヴィス・スコットの「ハイエスト・イン・ザ・ルーム」は、週間3,720万視聴を記録し、ストリーミング・チャートではトップを維持したものの、エアプレイは前週から61%減の1,110万回まで落ち込み、デジタル・ソング・セールス・チャートでは2位から20位まで急下降(7,000ダウンロード)。Hot 100でも6位まで転落している。
【米ビルボード・ソング・チャート】リゾNo.1返り咲きで女性ラッパーとして歴代最長首位記録にタイ
米ビルボード・アルバム・チャートでは、ヤングボーイ・ネヴァー・ブローク・アゲインのミックステープ『AI YoungBoy 2』がNo.1デビューを飾った。ヤングボーイ・ネヴァー・ブローク・アゲインは、米ルイジアナ州バトンルージュ出身の20歳の若手ラッパー。グッチ・メインやジュース・ワールドなど、人気アーティストの作品にも多数参加し、上位ランクインを果たしたタイトルもあるが、シングル、アルバム・チャート共に首位を獲得したのは本作が初となる。『AI YoungBoy 2』の初動ユニットは110,000で、そのうちアルバムの純粋な売上枚数はわずか3,000枚。ユニット数のほとんどがストリーミングによるものだった。
【米ビルボード・アルバム・チャート】ヤングボーイ・ネヴァー・ブローク・アゲイン自身初のNo.1、リル・ティージェイ/ワーレイTOP10デビュー
今週のその他の注目ニュース
フランク・オーシャン、新曲「DHL」を発表
ベック、ブラッド・オレンジ監督の最新MVでハリウッド人気女優が競演 過去作もオマージュ
テイラー・スウィフト、親友セレーナ・ゴメスの新曲を絶賛「これまで彼女が出した中で一番のお気に入り」
リル・ナズ・Xの「オールド・タウン・ロード」、米レコード協会によって最速でダイアモンド認定をうけた楽曲に
アダム・ランバート、リル・ナズ・XなどのLGBTQアーティストの活躍を支持「最終的に重要なのはその人のセクシャリティではない」
関連記事
最新News
関連商品
アクセスランキング
インタビュー・タイムマシン
注目の画像