2012/11/02
注目が集まっていたテイラー・スウィフトのニュー・アルバム『レッド』の全米での初動だが、結果は、ニールセン・サウンドスキャン調べで週間セールスが120万8000枚となり、もちろん米アルバム・チャート“Billboard 200”で初登場1位を獲得した。そこで、関心は次週のチャートに移った。『レッド』は来週も1位をキープできるのだろうか?
専門家によると、『レッド』のようなビッグ・セールス・アルバムの場合、2週目は通常65%から75%ダウンするとのこと。そこで、70%のダウンと仮定すると、およそ30万枚となる。実際、前回のスタジオ・アルバム『スピーク・ナウ』では69%ダウンし、初週104万7000枚から次週は32万枚となった。
11月7日に発表される次週のチャートを予測すると、他にトップを狙えるような強力なアルバムのリリースはないようだ。
それでも上位初登場が期待されるのが、ラッパー、ミーク・ミルのデビュー・アルバム『ドリームズ&ナイトメアズ』で、予測される週間セールスは17万枚から19万枚だ。また、ロッド・スチュワートの『メリー・クリスマス、ベイビー』は8万枚前後が見込まれている。この手の商品はHSN(ホーム・ショッピング・ネットワーク)で取り上げられると初週2万8000枚を超えるセールスを生み、ロッドに関しても10月26日に同ショッピングTVに出演しており、8曲入りのボーナス・ディスクが付いたアルバムが同ネットワークから特別リリースされる。
この他には、トビー・キースの『ホープ・オン・ザ・ロックス』、ニール・ヤング&クレイジー・ホースの『サイケデリック・ピル』、フライリーフの『ニュー・ホライズンズ』などがあるが、『レッド』の2週連続1位は間違いなさそうだ。
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