2019/10/17 18:00
『ターミネーター2』の正統な続編とされるシリーズ最新作『ターミネーター:ニュー・フェイト』が2019年11月8日より全国公開となる。このたび、本シリーズで人気を集めたアーノルド・シュワルツェネッガーが『ターミネーター』シリーズとの運命的な出会いが人生を変えたことを明かした。
これまでシリーズを通して“ターミネーター”T-800を演じ、根強い人気を博してきたアーノルド・シュワルツェネッガーと『ターミネーター』シリーズは、運命的な出会いを果たしていた。実は第一作『ターミネーター』(1984)で、シュワルツェネッガーは別の役のオーディションを受けていた。T-800とは正反対のサラ・コナーを守るために未来から送り込まれてきた人類抵抗軍のカイル・リース役だ。しかし、シュワルツェネッガーは「ジム(ジェームズ・キャメロン監督)は私が人間ではないターミネーターをうまく演じられることに気付いたんだ」と、キャメロンがシリーズへの参加のきっかけを作ったと当時を振り返る。そんな運命的な出会いを経て、『ターミネーター』で見事大ブレイクを果たしたシュワルツネッガー。「僕は『ターミネーター』との出会いがきっかけで、80年代のアクション映画文化をつくりあげていくことになったのさ」と、彼にとって本シリーズが俳優人生のすべての原点になった特別な存在であることを語る。
もともと俳優になる前はボディビルダーだったシュワルツェネッガーだが、「『ターミネーター』は僕にとって初めての、筋肉を強調しないアクション映画だったんだ。当時一部の人は、極端に鍛えられた筋肉と外国語訛りが僕のキャリアの妨げになるだろうと言っていた。けれどそれらはまさにターミネーター役に完璧だったんだ。加えて、意識した機械のような喋り方が『こいつは普通じゃないぞ』と思わせるのにぴったりだったんだ」と、自身とターミネーターの当初からの抜群の相性のよさを明かす。続けて、ターミネーターとしてカムバックを遂げた本作について「本作の素敵なところは、ジム本人が1作目と2作目から直接続くストーリーを描いているところ。過去2作同様、キャラクターたちに感情移入できるんだ。娯楽性たっぷりの映画になっているよ」と自信を語る。
一度は回避したと思われた人類滅亡の日“審判の日”。だが、その危機はまだ終わってはいなかった……。人類の命運を握る女性ダニーを守る謎の戦士グレースと、女性の命を狙う凶悪に進化を遂げた最新型ターミネーターREV-9(レヴ・ナイン)との壮絶な攻防。そして彼らの前に現れる、サラ・コナーとT-800。人類と地球の未来をかけた壮絶な戦いの火ぶたが、再び切って落とされる。
◎公開情報
『ターミネーター:ニュー・フェイト』
2019年11月8日(金)より、全国公開
製作:ジェームズ・キャメロン
監督:ティム・ミラー
出演:アーノルド・シュワルツェネッガー、リンダ・ハミルトン、マッケンジー・デイヴィス、ナタリア・レイエス、ガブリエル・ルナ、ディエゴ・ボネータほか
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
(C)2019 Skydance Productions, LLC, Paramount Pictures Corporation and Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.
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