2019/09/14 15:00
ディズニー・クラシック・アニメーションの金字塔として、半世紀以上も世界中で愛され続けている『眠れる森の美女』のプリンセスであるオーロラ姫が、何故こんなにも長い間日本で愛され続けているのか、その理由を『マレフィセント2』でオーロラ姫を演じるエル・ファニングの発言から紐解く。
『眠れる森の美女』に隠されていた“禁断の呪い”が生んだ究極の愛の物語を描き、全世界で空前の大ヒットを記録した『マレフィセント』(2014)の続編『マレフィセント2』が2019年10月18日より公開される。前作に続き、オーロラ姫をエル・ファニングが演じているが、世界でもファンの多いオーロラ姫の人気の理由のひとつに、美しさもさることながら、“芯があり、品を兼ね備える”現代の大和撫子であることが分かった。
日本において女性の理想像とされている大和撫子は、女性の強さや美しさを称える表現としても使われることも多いが、その定義は時代とともに変化してきた。しかし、今も昔も共通している大和撫子の魅力は、人としてブレない芯を持っていて、且つ、品を兼ね備えていることだろう。エル・ファニングは、オーロラ姫について「オーロラ姫は、とても美しい心を持っていて、どんなに困難なことがあっても、決して良心を失うことはないの。とても優しくて女性的。最近のプリンセスの多くは、“強さ”を描く時に、鎧を着たり実際に戦ったりするシーンがあるわ。でも、戦うだけが強さではないと思う。ピンクのドレスを着ている強いプリンセスもいるのよ」と話す。エルが演じるオーロラ姫は“世間から求められるプリンセス像”を体現しているのではなく、ありのままの自分を表現した結果、女性的なピンクのドレスを着ているのだ。
オーロラ姫は、清楚な美しさを持ち、華麗な歌声で周囲を魅了するディズニー・プリンセスの代表格。前作では、まだ幼さを残すオーロラ姫が、マレフィセント(アンジェリーナ・ジョリー)と出会い、自らの強い意思をもって、マレフィセントとともに生きることを選択する様子が描かれ、今作では王子のプロポーズを受けて結婚するなど、前作以上に美しい大人の女性へと成長した姿が描かれる。しかしその婚礼には、真実の愛によって母と娘のように結ばれたマレフィセントとオーロラ姫の絆を引き裂き、妖精界を滅ぼそうとするイングリス王妃(ミシェル・ファイファー)による恐るべき罠が隠されていた……。結婚式の日、迫り来る危機から愛するオーロラ姫を救うため、マレフィセントの究極の愛が試される。
◎公開情報
『マレフィセント2』
2019年10月18日(金)より、全国公開
監督:ヨアヒム・ローニング
製作総指揮:アンジェリーナ・ジョリー
出演:アンジェリーナ・ジョリー、エル・ファニング、ミシェル・ファイファーほか
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
(C)2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
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