Billboard JAPAN


NEWS

2019/09/09

ポスト・マローン、ヒット曲/音楽ビジネス/故マック・ミラーへの思いを語る

 ニュー・アルバム『Hollywood’s Bleeding』をリリースしたばかりのポスト・マローンが、Apple Music Beats 1のゼイン・ロウとのロング・インタビューに応じた。2019年9月6日に公開された約40分に及ぶインタビューは、マローンがプロデュースしているロゼ・ワインの産地である南仏のワイナリーで行われ、3作目となるアルバム制作の舞台裏や故マック・ミラーへの思い、コラボについてなど、話題は多岐にわたっている(https://youtu.be/XMJsJMv_-q4)。

 デビュー・アルバムをリリースしてから現在に至るまでの環境の変化について聞かれた彼は、「正直、過去2年が2週間に感じるほど全てが不鮮明で……ワイルドだよ。でも俺はすごいヒット曲を書こうとしているわけじゃないんだ。ヒットするレコードを作ろうとしているわけじゃない。自分が大好きなものを作ろうとしているだけなんだ」と話している。

 『Hollywood’s Bleeding』の収録曲は50曲から17曲にまで絞り込んだそうだが、有名アーティストとの多数のコラボについて聞かれると、「ビジネスとして捉えたくないんだよね。ビジネスは後部でやることだ。最終的に音楽はビジネスとは無縁のものだと思ってる。音楽は人と関係しているんだ」と答えている。
 
 ポスト・マローンがまだ駆け出しだった頃、真っ先にTwitterでシャウトアウトしてくれたラッパーの先輩が故マック・ミラーだったそうだ。「マックが最初にツイートしてくれた。変な感じだったよ、だって俺は最初から彼の音楽を聴いていたんだから。“うん、すげーな。こいつはマジでカッケーな”って思ってた。うん。一緒にアルバムを作る予定だったんだ。ビアポンしながらだらだらとさ、“アルバム作ろうぜ”って言ってたんだよね」と、1年前の9月7日に急逝したミラーを偲んでいる。

 2019年の前半に「Fuck the Internet」と題されたカニエ ・ウェストとのコラボ曲がリークされてしまったが、『Hollywood’s Bleeding』に収録されている「Internet」にカニエはフィーチャーされていない。ポスト・マローンによると、「一緒に書いたから」カニエはクレジットはされているそうだ。

ポスト・マローン その他の画像・最新情報へ

ACCESS RANKING

アクセスランキング

  1. 1

    <インタビュー>YUTA(NCT) ミニアルバム『Depth』に込めたソロアーティストとしての挑戦――「たくさんの経験があったから今がある」

  2. 2

    ロゼ&ブルーノ・マーズ、11/22大阪開催【MAMA】で「APT.」世界初披露へ

  3. 3

    【先ヨミ・デジタル】JIN『Happy』がDLアルバム首位走行中 NEXZ/Aile The Shotaが後を追う

  4. 4

    <ライブレポート>ano「次に会う時まで必ず生きて」――ツアー追加公演完走、音楽でたどり着いた“絶対聖域”

  5. 5

    <インタビュー>米津玄師 新曲「Azalea」で向き合った、恋愛における“距離”――「愛情」の源にある“剥き身の生”とは

HOT IMAGES

注目の画像