2012/10/23
ケープタウン出身のレイヴ/ヒップホップ・グループ ダイ・アントワードが、ニュービデオ「ファッティ・ブン・ブン」を公開。映像には南アフリカを訪れたレディー・ガガ(に扮装した男性)が映し出され、ギャングに襲われたり、エビを出産したり、最後にはライオンに引き裂かれ食べられてしまうシーンが盛り込まれているのだが、そのとんでもない内容に当のガガ本人が黙っているわけがなかった。
彼女は公開の翌日、ダイ・アントワードに「気持ち悪い」「ヒット曲もないくせに」とツイート。
ダイ・アントワードはリード・ラッパーのニンジャや女性ラッパーのヨーランディ・ヴィザーらからなるトリオで、「ファッティ・ブン・ブン」は2ndアルバム『テンション』からのシングル・カット曲だ。なぜ世界的POPアイコンをビデオの題材にしたのかというと、ヨハネスブルグとケープタウンで予定されているガガの南アフリカ・ツアーのオープニングアクトにダイ・アントワードが指名されたものの、それを断ったことが起因しているという。
また、ガガは「10万枚もチケットが売れているのに、シットね」「私のファンらしいけど、それを公表したらダメよ。でも、心配しないで。あなたたちはリトル・モンスター(ガガ・ファン)に入っていないから」と続けている。一方、ダイ・アントワードもこれにすぐ反応。「俺たちよりビッグかもしれないけど、俺たちはあんたよりクールだぜ。それに、あんたみたいにエビなんか持っちゃいないよ」と立ち向かっている。
なお、“ヒットがない”と指摘されたダイ・アントワードだが、彼ら最大のヒット曲「エンター・ザ・ニンジャ」は、4万ダウンロードのセールスを記録。「ファッティ・ブン・ブン」のビデオ・クリップは公開数日で260万回以上、再生されている。
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