2019/08/08
株式会社Psychic VR Lab、株式会社パルコ、株式会社ロフトワークの3社による共同プロジェクト『NEWVIEW』が主催するグローバルアワードで、“DESIGN YOUR ULTRA EXPERIENCE(超体験をデザインせよ!)”を掲げてファッション/カルチャー/アート分野のVRコンテンツを募る【NEWVIEW AWARDS 2019】。その新たな賞の詳細が発表された。
今回新たに決定した賞は、バーチャル・ガールズ・ユニットのKMNZ(ケモノズ)、音楽家の松武秀樹、テクノロジー・アートの祭典【Media Ambition Tokyo】、そしてPARCOとタイアップできる権利の4つ。受賞者はコラボ作品の制作や展示を行うことが可能となる。
<KMNZ PRIZE>で獲得できるのは、VTuberとして活動するKMNZの配信映像への採用や、衣装デザインを着た2Dアートを各種イメージとして採用するコラボレーション権利。受賞者はコラボレーション作家としてクレジットされ、プロモーションにも活用される。
<HIDEKI MATSUTAKE PRIZE>では、音楽家/シンセサイザー・プログラマーであり、プロデューサーである松武秀樹が作り出すシンセサイザー・サウンドとのコラボレーションにより、オリジナルのVRコンテンツを共同創作できる権利が与えられる。完成したコンテンツは、音楽業界やカルチャー業界などでPRすることができ、こちらも<KMNZ PRIZE>と同じく、クリエイターにとって活躍のフィールドを拡張できる賞となっている。
<PARCO PRIZE>は、PARCOとタイアップした3D作品を制作し、ARで渋谷PARCOに展示する権利となる。パルコは本プロジェクトで発掘されたクリエイションをリアルで発信する場を提供することで、クリエイター支援を行っており、2019年11月下旬にグランドオープン予定の渋谷PARCOでは、【NEWVIEW AWARD 2018】でPARCO賞を受賞した、VR空間デザイナーDiscontによるインスタレーション作品の展示を予定している。今回の受賞者はDiscontと同様、渋谷PARCOで作品を披露する機会を得ることになる。
<Media Ambition Tokyo PRIZE>では、最先端のテクノロジー・カルチャーを実験的なアプローチで都市実装するリアル・ショーケース【Media Ambition Tokyo】での作品展示ができる権利が与えられる。未来を創造するテクノロジーの可能性を東京から世界へ提示する祭典で、自身のクリエイションをアピールすることが可能だ。
さらに今回は追加審査員として、台湾のクリエイティブ・スタジオ『Bito』創業者で、台湾を代表するクリエイティブ・ディレクター、Keng-Ming Liuの参加も決定。審査員にはほかに、日本国内から夢眠ねむ、倉本美津留、大月壮、豊田啓介、谷口暁彦、海外からはケイイチ・マツダ(英国)、ニック・デンボアー(カナダ)、ルー・ヤン(中国)らが迎えられている。
◎開催情報
【NEWVIEW AWARDS 2019】
<募集対象>
VR空間を駆使した新たな表現・体験を生み出せるクリエイティブプラットフォーム「STYLY」を使って制作・公開されたVRコンテンツ作品が対象です。制作プロセスにおいてSTYLY以外のツール(3DCG、ゲームエンジン、DAW etc.)を使用することは構いません。すでに発表済みの作品も応募可能です。
<賞について>
・ゴールド / Gold Prize (1作品) 賞金 20,000USD
・シルバー / Silver Prize (3作品) 賞金 5,000USD
・PARCO Prize (1作品):PARCOとタイアップした3D作品を制作し、渋谷PARCOに展示する権利
・KMNZ Prize(1作品) コラボ作家デビューができる権利
・HIDEKI MATSUTAKE PRIZE(1作品)松武秀樹氏とVRコンテンツを共同創作できる権利
・Media Ambition Tokyo PRIZE(1作品)Media Ambition Tokyoに作品出展できる権利
<スケジュール>
・募集期間:2019年7月1日(月)12:00~ 2019年9月30日(月)12:00(日本時間正午)
・一次審査結果発表(ファイナリスト40作品選出予定):2019年10月中旬
・ファイナリスト作品展示・授賞式:2019年11月下旬~12月予定 会場:渋谷PARCO(11月下旬グラ
ンドオープン)
・最終審査結果発表:2019年12月予定
関連記事
最新News
アクセスランキング
インタビュー・タイムマシン
注目の画像