2012/10/19 17:07
ヒップホップ・デュオ、マックルモア&ライアン・ルイスのデビュー・アルバム『ザ・ハイスト』が、初週7万8000枚を売り上げ(ニールセン/サウンドスキャン調べ)、最新全米アルバム・チャート“Billboard200”(10月27日付)で初登場2位を果たした。マックルモアにとっては2枚目のフル・アルバムで、ルイスと組んで初のアルバムとなる同作は、オンライン・サービスで好調を示し、売上の83%をダウンロード・セールスが占めた。
マックルモア&ライアン・ルイスは、全公演ソールド・アウトのヨーロッパ・ツアーを完了。先週から50公演におよぶ全米&カナダツアーをスタートさせている。
一方、彼らの1位獲得を阻んだのが、マムフォード&サンズのアルバム『バベル』だ。前週から43%ダウンしたものの、週間セールス9万6000枚を記録し首位をキープ。インディーズ・アルバムとしては1994~95年のディズニー(当時はインディーズ扱い)のサントラ『ザ・ライオン・キング』に次いで2番目の記録となる、3週にわたる1位獲得となった。
なお、『ザ・ハイスト』もインディーズ流通のアルバムであり、インディーズ・アルバムのトップ2制覇は現在のサウンドスキャン調査が1991年に始まって以来、2度目のこととなる。ちなみに前回は、昨年1月にケイクの『ショールーム・オブ・コンパッション』とケイジ・ジ・エレファントの『サンク・ユー・ハッピー・バースデイ』が、それぞれ初登場1位2位を獲得した。
また、接戦が続くシングル・チャートに目を転じると、マルーン5の「ワン・モア・ナイト」とPSY(サイ)の「カンナム・スタイル(江南スタイル)」との“Hot100”チャート1位争いが続いている。しかし、先週は700ポイント弱の差だったものの、今週はPSYには残念ながら2000ポイント差に広がってしまった。1位2位に変わりはなく、「ワン・モア・ナイト」が1%アップしたのに対し、「カンナム・スタイル」は3%のダウンとなった。
関連記事
最新News
関連商品
アクセスランキング
インタビュー・タイムマシン
注目の画像