2019/06/25
トラブル続きで開催が危ぶまれていた【ウッドストック50】フェスティバルが、規模を大幅に縮小して開かれる可能性が出てきた。
【ウッドストック50】は、1969年の【ウッドストック・フェスティバル】の共同設立者だったマイケル・ラングが中心となり、当初米ニューヨーク州のワトキンズ・グレン・インターナショナル・スピードウェイで開催されると発表されていた。ところが、主催者側が15万ドル(約1,600万円)を支払わなかったことから使用許可契約を解除され、出資者として名乗りを上げていた日本の電通も撤退するなど資金繰りに窮していたほか、近隣にある【ウッドストック】跡地で別の主催者による大規模なトリビュート・イベントが同日に予定されていたこともあり、中止になるとの見方が強まっていた。
NY州ヴァーノンのランディ・ワトソン市長が地元紙Poughkeepsie Journalに話したところによると、【ウッドストック50】の主催者が、競馬場/カジノ施設ヴァーノン・ダウンズで2019年8月16日から18日にかけてフェスティバルを開催する許可を申請した。ヴァーノン・ダウンズはシラキュースから東へ56kmほどの場所に位置している。
提示されたキャパシティーは4.5~5万人で、ワトキンズ・グレンで予定されていた15万人の約1/3に縮小されたことになる。ヴァーノン・ダウンズのオーナー、Jeffrey Guralは米ビルボードに対しメールで、現時点で基本合意書にサインする手前の段階であり、最大で6.5万人までなら収容できるがキャンプはできないと回答している。主催者側からのコメントは得られていない。
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