2012/10/10 17:30
ビーチ・ボーイズのリード・ボーカル、マイク・ラヴが、デビュー50周年リユニオン・ワールド・ツアーに続くビーチ・ボーイズのコンサート活動について、バンドの音楽的リーダーだったブライアン・ウィルソンをはじめ、アル・ジャーディン、デヴィッド・マークスをメンバーから外したことについて言及した。マイクは「ブライアン・ウィルソンをクビにしたわけではないし、クビにできるはずもない。俺は彼の雇い主でもないからね。その権利もない。ブライアン・ウィルソンが好きだし、メンバーから外すわけがないよ」とロサンゼルス・タイムズ紙で語った。
50周年ツアーは限定されたものであり、ブルース・ジョンストンとマイク・ラヴ主導によるビーチ・ボーイズには、以前から予定されていたスケジュールがあったことを明らかにしている。ブライアンがソロ活動中にビーチ・ボーイズの名でツアー活動をしてきたマイクは、「50周年ツアーのような大きなステージは、俺たちがすでに決めていた小さな町でのコンサートとは違い過ぎる。もう13年間もこのコンサートを続けているんだ」と続けている。
しかし、一方のブライアンは、マイク・ラヴとブルース・ジョンストンが他のメンバー抜きでビーチ・ボーイズのツアーを続けることを良く思っていなかったようだ。「とても困惑しているし、残念で仕方がない。なぜラヴがアルやデヴィッド、それに俺とコンサートをしたがらないのか理解に苦しむよ。ツアーはあれほど楽しかったのに、あれが本当のビーチ・ボーイズだったのに」とCNNニュースで語っている。
マイク・ラヴ&ブルース・ジョンストン版のビーチ・ボーイズは、10月5日にテキサス州ワコのエクストラコ・イベンツ・センターでコンサートを行なった。
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