2019/05/29
2019年6月7日より公開の映画『アラジン』でジャスミンのプレミアム吹替版キャストを務めた木下晴香が、作品への熱い思いとジャスミンの魅力を語った。
「数あるディズニー作品の中でも本当に好きな作品の1つで、家にビデオテープもあるんです。まだどこかこの状況を信じられない自分がいます……。」と幼少期から『アラジン』を観て育ち、ディズニープリンセスの中でも特にジャスミンが好きだと語る木下晴香は、作品の実写化を知った時から既にオーディションへの熱い思いを持っていたという。ジャスミン役の決定の知らせを受けた時には「気づいたら涙が出ていたくらい嬉しかったです!」と興奮を隠せなかったようだ。
木下が演じたジャスミンはアグラバー王国の王女。オリジナルのアニメーション版では王の定める政略結婚に異を唱え、王宮を離れ外の世界を見てみたいと強く願い、アラジンやランプの魔人ジーニーたちと出会うことで魔法のランプを巡る大冒険に身を投じることなる。木下はジャスミンに関して「今回のジャスミンを見て最初に受けた印象は、すごく強い女性だということです。“自由に生きてみたい”という意思はこれまでと同じですが、“自分の国の民を幸せにしたい”という思いも強いのです。」と、さらに進化したジャスミン像を明かした。本作の監督を務めたガイ・リッチーも「今回のジャスミンは、より成熟したキャラクターで、当時の典型的な女性ではない存在だよ。」と、木下の話を裏付けている。
これまで『ロミオ&ジュリエット』などミュージカル畑を歩んできた木下にとって、映画の吹替は今回が初めて。試行錯誤を繰り返した木下は、この吹替で新たな表現方法を手に入れたようだ。「最初は役者本人たちに合わせることばかり気にかけてしまっていたんです。そんな時に『オリジナルに対抗するためには、自分の“オリジナル”の表現が要るんだよ』と教えて頂きました。そこから少しずつ自分の表現というものを探したんです。難しくもありましたが、解き放たれた気分でできるようになりました!」 と話している。
“運命の出会い”と“願い”がテーマの本作に相応しく、木下は幼少期から愛してきた『アラジン』に吹替キャストとして出演するという願いを叶えた。そしてまだ見ぬ新しいことに果敢に挑戦するその姿は、今回のジャスミンのキャラクターに奇しくも重なる。今注目のミュージカル女優が、一体どんな新しいジャスミン像を誕生させるのか? 期待に胸が膨らむ。
◎公開情報
『アラジン』
2019年6月7日(金)より、全国ロードショー
監督:ガイ・リッチー
音楽:アラン・メンケン
出演:メナ・マスード、ナオミ・スコット、ウィル・スミスほか
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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