2019/05/11
今週の洋楽まとめニュースは、テイラー・スウィフトの話題から。テイラーが英ラジオ番組のビデオインタビューの中で、「ME!」のミュージックビデオの中に、ニュー・アルバムやツアーに関するヒントが3つ隠れていることを明かした。テイラーは、「ひとつは、今後数か月後になにが起こるか見当がつくようなもの。2つめは、ニュー・アルバムに関するヒント。あともうひとつは、一番探し出すのが難しいものなんだけど、ツアーで明かされるヒントよ」と明かしている。またテイラーはインタビューの中で、パニック!アット・ザ・ディスコのブレンドン・ユーリを迎えた経緯も説明している。
テイラー・スウィフト、「ME!」MVに隠された重要なメッセージがあることを明かす
ディズニー・アニメーションの名作を実写した映画『アラジン』でジーニー役を演じたウィル・スミスが米トーク番組『トゥナイト・ショー・ウィズ・ジミー・ファロン』に出演し、ディズニー映画の人気キャラクターを演じる上でのエピソードを語った。ジーニー役のオファーを受けた時、ウィルは「真っ先に『そんなの、ごめんだね』と思ったが、その後、監督のガイ・リッチーに会い、番組のバンドリーダーでもあるドラマーのクエストラブに、ハニー・ドリッパーズの「Impeach the President」を演奏させた。そのビートに合わせて、ジーニーが歌う「フレンド・ライク・ミー」をラップしたところ、自分の中でビートを掴めたと話している。
ウィル・スミス、「フレンド・ライク・ミー」ラップバージョンを披露
LGBTQへの長年にわたる貢献に対し、マドンナが第30回【GLAADメディア賞 ニューヨーク】で<Advocate for Change賞>を授与された。2019年5月4日に米ニューヨークで開催された授賞式でのスピーチで彼女は、「社会的に無視されたすべての人々のために戦うことは、自分が背を向けることができない責務であり名誉だった。これからも決して背を向けることはない」と語った。マドンナは、1980年代のエイズ危機の最中もひるむことなく支援を表明し、ゲイのファンたちへの愛にあふれたトリビュートとも言える「ヴォーグ」や「Forbidden Love」といった楽曲を発表するなど、一貫してLGBTQのファンを応援し続けてきた。
マドンナ、LGBTQへの支援に対し【GLAADメディア賞】で表彰「社会的に無視されたすべての人々のために戦うことは、自分が背を向けることができない責務」
さて、今週の米ビルボード・アルバム・チャートでは、ピンク(P!NK)の新作『ハーツ・トゥ・ビー・ヒューマン』がNo,1デビューを飾った。本作は、同1位を記録した前作『ビューティフル・トラウマ』(2017年)から約1年半ぶり、8作目となるスタジオ・アルバムで、首位獲得は2012年の6thアルバム『トゥルース・アバウト・ラヴ』含む3作目。本作からは、先行シングル「ウォーク・ミー・ホーム」が、アダルト・ポップ・ソング・チャートで6位をマークし、通算16曲目のTOP10入りを果たしている。ポップ・ソング・エアプレイ・チャートでは、29曲目の快挙となった。
【米ビルボード・アルバム・チャート】ピンク(P!NK)の新作『ハーツ・トゥ・ビー・ヒューマン』がNo,1デビュー
米ビルボード・ソング・チャートでは、リル・ナズ・Xの「オールド・タウン・ロード feat. ビリー・レイ・サイラス」が5週目のNo,1を獲得した。週間視聴回数は1億400万回で、歴代6番目に高い週間ストリーミング記録を更新した。なお、トップは同曲が3週前に記録した1億4,300万回、2位が2週前に記録した1億2,520万回、4位が先週記録した1億1,440万回で、TOP10中4週分が「オールド・タウン・ロード」の快挙となった。今週1位に浮上すると予想されていたテイラー・スウィフトの「ME! feat. ブレンドン・ユーリー」は、惜しくも2位に留まったが、様々な記録を打ち立てている。
【米ビルボード・ソング・チャート】リル・ナズ・Xの「オールド・タウン・ロード feat. ビリー・レイ・サイラス」が5週目のNo,1獲得
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