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2019/04/26

<ブルーノート・レコード>を描いたドキュメンタリー映画の日本公開が決定

 今年レーベル創立80周年を迎えたジャズ・レーベル<ブルーノート・レコード>。マイルス・デイヴィスからノラ・ジョーンズまで時代を代表する多くの名盤を発表し、長きにわたりジャズをリードしつづける革新的レーベルの真実に迫るドキュメンタリー映画『ブルーノート・レコード ジャズを超えて (原題:BLUE NOTE RECORDS - BEYOND THE NOTE)』(監督:ソフィー・フーバー)の日本公開が決定した。

 第二次世界大戦前夜、ナチス統治下のドイツからアメリカに移住した二人のジャズ好きの青年、アルフレッド・ライオンとフランシス・ウルフによって、1939年に米ニューヨークで設立された<ブルーノート・レコード>。レコーディングにあたって、アーティストに完全な自由を渡し、かつ新曲を書くよう励ます──理想を求め、妥協することのないライオンとウルフの信念は、ジャズのみならず、アート全般やヒップホップ等の音楽に消えることのない足跡を残してきた。

 映画は、スタジオの風景から始まる。ロバート・グラスパーを中心に若手アーティスト達で結成されたスーパー・グループ、ブルーノート・オールスターズ。現在のブルーノートを代表する彼らのレコーディング・セッションに、2人のレジェンド、ハービー・ハンコックとウェイン・ショーターが現れる。のちに監督自身が「魔法のような時間だった」と振り返るスペシャル・セッションの映像やレアなアーカイヴ映像、そして歴代の<ブルーノート>のアーティストたちや、レーベルと密接に関わった人々との対話を通じて、80年にわたり世界中の音楽ファンを魅了しつづけるジャズ・レーベルの真実に迫っている。

 ジャズ界のみならず、ケンドリック・ラマー(声の出演)、アリ・シャヒード・ムハマド(ア・トライブ・コールド・クエスト)、テラス・マーティンというヒップホップ界の大物アーティストたちも登場し、<ブルーノート>やジャズがヒップホップに与えた影響を語っており、ヒップホップ・リスナーも注目の作品である。

 【第17回トライベッカ映画祭】(2018年)をはじめ、世界各地の映画祭にて正式出品され絶賛を集めてきた本作品。日本では9月6日より、Bunkamuraル・シネマほかにて全国順次公開される。6月には、映画にも出演している現<ブルーノート・レコード>社長のドン・ウォズを招いた日本プレミア試写会の開催も予定されている。

 また、公開に先駆けて、映画のメイン・ヴィジュアルをあしらったTシャツやトートバック等のオリジナル・グッズの発売も決定した。最新情報は映画の日本公式サイトにて順次発表される。

◎日本版トレーラー映像
https://youtu.be/4WFZpEwP1mg

◎映画情報
ドキュメンタリー映画『ブルーノート・レコード ジャズを超えて』
監督:ソフィー・フーバー
出演:ハービー・ハンコック、ウェイン・ショーター、ルー・ドナルドソン、ノラ・ジョーンズ、ロバート・グラスパー、アンブローズ・アキンムシーレ、ケンドリック・スコット、ドン・ウォズ、アリ・シャヒード・ムハマド(ア・トライブ・コールド・クエスト)、テラス・マーティン、ケンドリック・ラマー(声の出演) など
2019年9月6日(金)、Bunkamuraル・シネマほか全国順次公開
INFO: http://www.universal-music.co.jp/cinema/bluenote

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