2012/10/04
新作『sweeToxic』がオリコンウィークリーランキングTOP10入り。ヴィジュアル系シーンの異端児として邁進するSuGだが、フロントマンの武瑠(vo)が2.5Dにて異業種対談バトルを開催した。
<vs世界的ファッションデザイナー MIKIO SAKABE>
SuGのアートディレクションも一手に担う武瑠は、クリエーター目線でまずは世界的ファッションデザイナー MIKIO SAKABEと対談。TSUTAYA・TOKYO・ROPPONGIにて開催されたMIKIO SAKABEのファッションショーを上映すると、「自分の価値観をひっくり返されるようなアップデートが大事。予定調和外だと無茶してもおもしろいことができたり」と持論を展開し、自身もファッションブランド「million $ orchestra」を展開する者として、デザイナーとしての思考回路やモチベーションについても語り合った。
<vs音楽と漫画を同時展開する感傷ベクトル>
2組目には感傷ベクトルが登場。SuGは武瑠が描く世界観で小説を執筆し、楽曲はそのピースとなる。一方、感傷ベクトルはアニメーション、漫画を描き、そのストーリーに沿って楽曲をリリース。どちらも音楽だけに留まらずメディアをミックスして作品を発表しており、トークでは「どのように楽曲を生み出すのか」という話。ニコニコ動画やYouTubeなどのネットツール普及に伴い、アマチュアでも作品が評価される時代に、同様のツールを活用してプロとして活動する彼らならではの話が繰り広げられた。
<vsきゃりぱみゅのアートディレクター 増田セバスチャン>
最後に登場したのは、きゃりーぱみゅぱみゅのミュージックビデオのアートディレクターとしても知られる増田セバスチャン。武瑠は増田セバスチャンの作風を意識してディレクションした「Howling Magic」のMVを見せつつ、クリエーターを目指したきっかけなどを語り合い、「クリエーターにはバンドマンが多い」「とりあえず漫画を書いてみるところから始まる」などクリエーターあるある話で会場を賑わかした。
3者3様のクリエーターと各回約60分計180分近くのトークショー。ミュージシャンとして前代未聞の企画を終えた武瑠が、この先どんな作品を生み出すのか。ぜひ注目してほしい。
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