映画『キングダム』の初日舞台あいさつが１９日、東京都内で行われ、出演者の山崎賢人、吉沢亮、長澤まさみ、橋本環奈、本郷奏多、大沢たかお、佐藤信介監督が登壇した。
　 本作の原作は、累計発行部数４０００万部を超える原泰久氏の同名人気漫画。中国春秋戦国時代を舞台に、大将軍になる夢を抱く下僕の少年・信と、中華統一を目指す若き王の姿を、中国で大規模なロケを敢行し、壮大なスケ－ルで描く。
　司会者から公開初日を迎えた心境を問われた信役の山崎は「昨日まではちょっとふわっとしていましたが、やれることはやったのであとは皆さんに伝わっていけばうれしいなという感覚です」と語った。
　 一方、若き王役の吉沢は「山崎賢人という役者が本当にすごいんだなという部分を間近で見せつけられた作品だし、（自分の）役者人生のタ－ニングポイントというか、それぐらい自分の中では大きな作品になったかなと思います」と語った。
　また、司会者から「（悪役が）ハマり役でしたね」と振られた本郷は「じゃあ、アンケ－トを取ってみましょう。セイキョウのことが嫌いな人？」と観客に問い掛けた。
　観客の大半が挙手するのを見た本郷は笑みを浮かべ、「お～、たくさん手が挙がるのはうれしいことですよ。そういうお芝居をしたので。本当の僕はいい人ですよ」と語って笑いを誘った。
　さらに、山崎たちを見ながら「こんなに素晴らしい方々がみんなで力を合わせて、僕ごときを倒しに来てくれるんですよ。すごい幸せなことです」と語って会場をさらに沸かせた。

エンタメ OVO