2019/04/18 12:20
2019年4月17日、BTS (防弾少年団)が韓国ソウルの東大門デザインプラザで記者会見を開き、世界中から集まった150名以上の記者からの質問に答える様子が生配信された。
12日に待望のニュー・アルバム『Map of the Soul: Persona』をリリース後、翌13日に米国の生番組『サタデー・ナイト・ライブ』に出演するため渡米、そして韓国にとんぼ返りするという過密スケジュールの中で行われた記者会見は、メンバーにとって過去のインタビューやミュージック・ビデオを振り返りながら、グループの世界的大ブレイクまでまでの歩みを再確認するいい機会となったようだ。
RMは、「ここ2年半ほどの間、僕たちは“自分を愛そう”ということについて話してきたけれど、自分たち自身にこれほどまでに愛情を注いでもらえるとは思っていなかった。“Map of the Soul”は発見の旅だから、この愛情の強さや、それがどうやって僕たちをここまで連れてきてくれたかについて話したかった。(アルバムは)その強さ、その力がテーマだ」と語った。
以下、記者会見のハイライトを米ビルボードが振り返っている。
◎ホールジーがサプライズでビデオ出演
新曲「Boy With Luv 」にフィーチャーされているホールジーがビデオ出演し、BTSとのコラボについて語った。「彼らがずっと長い間、ずっと努力していたのを見てきた。一緒に仕事をしようと言ってくれた時、私はすごく嬉しかった」と彼女はコメントしている。
◎韓国芸能界を揺るがしているスキャンダルについて
ここ1か月の間、BIGBANGのV.Iがセクシャル・ハラスメント、警察への賄賂、ドラッグの使用と販売などの容疑で告発され、歌手のチョン・ジュニョン(Jung Joon Hyung)も共犯者の1人として逮捕されている。
芸能界スキャンダルについてシュガは、「僕たちは面倒を起こさないとデビューした時に約束した。とても純粋で無垢な場所からスタートしてるんだ。苦労を重ねてここまで来たし、最初はすごく大変だった。僕たちを見ると、人々はそういうところからも勇気をもらうんじゃないかな」と言及した。そして、「音楽を始めたころ、(憧れていた)ヒーローはいたよ。でも僕は彼らにはならず、代わりにBTSの一員になったんだ」と話している。
また、ジミンは、「皆さんのおかげで僕たちはここまで来られた。皆さんが喜ばせてくれるから、僕たちも皆さんを喜ばせたい。今は恩返しがしたいんだ」と語っている。
◎BTSの今後について
RMは、「全員が自分の音楽を作っているよ。アルバムの一部になるか、ソロ・ミックステープになるかはわからないけれど、それはどちらでも構わない。完璧になるまで作業を続けなければならない。質が伴わなければ、その曲がリリースされることはない」と語っている。
ジョングクも、「ミックステープをやってみたいけれど、今のところやれていない。作ったものがどれも今ひとつだったから!」と正直に明かしている。
◎BTSはこれからもルーツを大切にしながら活動する
世界中にファンを持つ彼らだが、この先も英語だけのアルバムを制作するつもりはないようだ。ジミンは、「(韓国語が)難しくても、人々が曲の情熱を理解してくれることを願っている」と語っている。
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